katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

2回目の方教室とイケメンパ-マ屋さんの下地

2009-04-17 21:16:33 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝、久しぶりにラムがやって来た。時間が出来たからモザイクを始めるらしい。
数日前に連絡があった。しかしその後すぐに、御客さんから予約が入って承る。

ラムは今日教室では無く、今後の予定の話だったので時間が少しかぶってしまったが、
入れ替わるように教室を始める事になった。

そこでの話が少し大事なんだけれど・・・ラムが今度の作品について本を持って来た。
ここで決めて来たモノは植物のアップみたいな透き通った黄緑色の物体・・・・

確かに綺麗ではあったけれど、植物にも見えないようなモノ。大きな問題・・・
一番の間違いなのね。そもそも真似しようとするモノの色が綺麗・・・で決めては駄目。

何故ならモザイクで真似しようとも、そんな色はタイルやガラスタイルには無いのだ。
それをやるのなら素材のタイルやガラスタイルの色から決めるべき。

更に続く。下絵にしてはっきり何か?判らない様な題材では、相当な腕利きで無いと、
何を作っているか判らなくなる。それにお金と労力を本当に掛けて行けるか?

すると、ラムはコ-ンの上に丸い形のアイスが6.7個乗っかっている写真が良いと言う。
さっきよりも題材は作りやすいが、しかしまた難問があった・・・・それは、

すでに大きさが決められていた事。それが横長の寸法なのだ。アイスはどう観ても縦長。
ここですべてが合っていない事になる・・・

昨日も言ったように、ぺきぺきでモザイクを楽しんで行くと言う道が1つ。
しかしいつも言っているように、ぺきぺきは色数が少ない。

次に1cmや山周さんのタイル。この硬さをクリア-にすると100の単位で色数が増える。
しかしそう簡単には進まない。何しろ小さいからぺきぺきで1枚の所を何十枚も切らないと、それにはならないから。

更にガラスタイルへ進むと、今度は透明感なんかも手に入る事になる。色数もそう。
そしてここまで来ると、ほとんどのモザイクをする権利まで取得した事になる。

確かに大理石のモザイクってのもあるが、そのうちの1つ、ガラスタイルって言う世界にもある壁についての権利を取得した事になる。大理石は床材だと考えて貰っても良い。

そのカバ-はタイル。勿論マ-ブルの大理石ならパチンコで出来るし、世界のガラスと
言っても過言では無いズマルトも、いちいちハンマ-やタンガロみたいなもん使わなくても、確かなる腕さえあればパチンコ1本で十分。

もしそれが否定されるなら、世の中のプロゴルファ-は全員過ちを犯している事になる。
この素材はこの道具で・・・なんて馬鹿馬鹿しい考えを持つ先人達・・・・

パチンコは昔からあるもの。ただ流派が違うだけ。ズマルトなんてパチンコ1本で十分。
しかも俺のズマルト作品を評価した評論家の人達がいる。賞まで頂いた。

否定はしづらいだろう。今時、ウッドでゴルフしているプロなんかいるだろうか?
それより歴史のあるパチンコ1本の方がまだマシだろうね・・・

さて話を戻すと、ラムの選んだ透明感。これはガラスタイルでしか表現しづらい。がしかし、まだラムには無理だろう。何故なら、これも昨日話をしたように、技術としても

そうだけれど、家での家族のご理解。これは1cmの破片で文句や苦情をクリア-した後
くらいでないと、家族に怪我をさせる事になるから。

もしそれを得られないと、アトリエに来ないと出来なくなる。勿論タピオカ教室みたいな
会場で定期的に開催されれば別だけれど。そう言う点ではサ-クルが無くなったのは

致命的。俺の言いたいのはここはショップじゃないから販売のみはやっていない事。
あくまでアトリエ教室の生徒さんがご自宅でもやる・・・そう言う人に小分けしているだけなのである。

俺はあくまで技術を売って仕事をしたいだけで、モノを売って商売する気は一切無いと
言っても過言では無い。作品つくり、指導とあくまで技術。

すれ違いになってしまって、ラムに伝え切れなかった事はこんな事。しかし、ラムだけでなく、これからやる人達へも同じ事を言い続けるだろうから主旨説明に至った。

と長くなったが、2度目の御客さんにも同じ説明をしたのでオリジナル教室とは?が
ご理解なさって頂いた事だと思う。

さて、そんな中の教室。それがこの方、実は美大卒らしいのね。羨ましいわ。憧れの履歴書の1行目・・・美大卒。しかもちょっとした大工道具をお持ちになっているらしく、

これからやって行くにあたって、下地もご自分で作れそうだ。何とも頼もしい限り。
そんな話の中で、今日はどうしますか?の問いに、上手くなりたい・・・・しかも

家の中にモザイクをたくさん欲しいと言う。それなら話は簡単。そんな中、良いモノ発見
。下絵の山・・・色々なデッサンが見えた。上手いですね・・・と見せて貰うと、

家族の似顔絵が出て来た。良いぃぃ、これ実に良い。もしこの家族の似顔絵の下に苗字を
入れたら素敵で個性的な作品になる。そう言うとすんなり決まる。

しかも、ここがやはり美大卒。さらさらっと下絵を描いてしまう。普通中々こうは
行かないもの。だからいつもみんなに、下絵の相談をして下絵を下地に写してね・・・と

お願いする。ここは絵描き教室じゃないから、それで無いとお金貰いづらい。
そんなこんなで、では一体何を使って進めるか?選択権はぺきぺきのみ、1cmのみ、

そして両方使うの3つ。すると、すでにぺきぺきは購入したと言う。それなら簡単。
両方使うを選択。そうすればアトリエでは1cm中心にして家ではぺきぺきとすれば、

色々な事に無駄が無い。そこで1cmでスタ-ト。目から始める。話をした時間もあった
のに、随分と進んだ。

次、来る時までに顔終わらせてきて下さいと宿題にした。顔はぺきぺき。
その後、パ-マ屋さんの下絵を写すも座礁する・・・・

そもそも左右対称に描いてあるものじゃないのに、楕円の中にあの下絵を入れる事が
不可能な事にやってて気が付く・・・・電話をするも繋がらない・・・・

パ-マ屋さん見てたら連絡下さい・・・その後はバタバタ・・・ユニディ、100円ショップ、銀行、郵便局、す-さん倉庫と駆け巡り終わった・・・・

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