まずゲゲ。先日の女房の手紙を娘から渡される・・・これは逃げ道無し。
思い知る事になったろう・・・理由はともかく女房からの手紙をゴミ箱に捨てたのを
見られてしまう・・・なんてのは論外。そしてその後、過労で倒れる。
ここで待ってました。点々男。アシスタントが締め切りに間に合わない・・・と
諦めかけている時、みんなに先生は仕事に一度も穴を開けたことは無い。
今こそみんなで頑張らないと・・・とハッパを掛ける。それでエ-スのアシスタントが
そうだ・・・やる事はきまっているのだから頑張ろうとなる。
点々男は仕事はイマイチでも意気込みが違う。押しかけ女房のようにやって来て、
こうして6年以上残っている。何度もアシスタントは変わって行ったのに・・・
流石に自分からやって来ただけある。人と付き合うって言うのはこう言うもの。
これがあるから点々男がここにいられるのだ。ゲゲは熱意に押されたのだから・・・
公平な付き合いとは?押しかけられたのだから、去る権利があるのはゲゲ。
ゲゲが誘った奴は、去る権利があるのは誘われた奴。
男女間と一緒。付き合って・・・と言って置いて、別れを切り出しては理不尽過ぎる。
そう言う点では、点々男は俺には秀吉にも思える。この一途さは何よりも信頼出来る。
その後、ゲゲは目を覚ますが、締め切りがあると起きようとするも、女房に止められる
みんな頑張ってくれていると。
そして久しぶりに向き合う時間となる。すると、最近の行って来ます・・・と一旦
外に出て仕事場へ行く事が家庭に仕事を持ち込まない様にする為に・・・だった。と
話し出す・・・あぁやっぱりね。思った通りの昭和の男だわっ。それが思いやりだとさ
売れてない時は、手伝わせておいてね・・・あらまって感じ。
しかも更にNGワ-ド。口で言わんでもそんな事は判ると思った・・・
俺が20年前以上に違う・・・と気が付いた事をね・・・あらまっのあらまっだわ。
不幸中の幸い・・・倒れて向き合い仲直り・・・ただね・・・
これは痛烈だった。昔は貧乏だったけれどゲゲは笑ってた・・・貧乏は嫌だけれど
ゲゲが笑わないのは貧乏より辛い・・・。これは本当に身につまされたろうね・・・
言われたくない言葉だわっ・・・そんな事言われるのは・・・何より辛い・・・
以前、親しくして貰っているお客さんでもある職人さんに、katsuちゃん笑うんだ・・
って言われた時、グサッと心に刺さったものがある。
俺は仕方無く正直にあの時はまともに食べられなかったから・・・と言ったが、
角嶋の親父が晩酌に残したつまみを朝ご飯の代わりにしてみたり、
一番安い弁当で量の多いのだけで選択してみたり、自宅の品物を売ったり・・・
そんな生活してちゃ笑いたくても笑う余裕は無かったですよ・・・って言った覚えが
ある・・・。でもね、その時は好きな女がいたからそれでも頑張った・・・・
遊ぶお金欲しかったからね・・・。日々の食費を切り詰めてもね・・・。
ただそれもいなくなると、心の柱もポキッと折れてもおかしくない・・・けれどね、
全然とは言わないけれど、綱渡りでもここまで来れた。
理由は1つ。さくらとかぐやの弟子達がいつまでもいたから。好きな女も愛想付かして
去ってもね。去って行く人達の中で2人はいつまでもいる。
腕なんか頑張ってりゃいくらでも上手くなる。けれど、それを続ける気持ちは、
俺も人。弱気にだって何回だってあったが、2本も支えるものがありゃ、
馬鹿でもやらにゃなるまい。それが今は常連さんもこうして増えて、一緒に仕事が
出来るって所まで来た・・・。安心はしていないが、それが今の事実。
今の俺は苦笑いでも笑える余裕はある・・・・。俺はそれをさくらに話した。
さくらさぁ、俺さ、俺の幸せってこんな事なんだろうな・・・って思うんだよっ。
別に今思った訳じゃないんだけれど、こうして少しずつ笑えるようになってさ、
やっとお前ら弟子達にも少しずつ恩返しが出来てね、やっと人らしくなって来た。
こっからなんだよ。これから巻き返すからなっ。まっ見ててくれやっ。ってね。
ゲゲには出来た女房がいる。しかもこれだけ理不尽な事をしても、謝りもせず
飯の要求をしても、笑って用意する・・・そんな出来た女房。しかしね・・・
俺にはこう言う女房は向いていない。仕事を家庭に持ち込まない・・・・そんな
片寄った考えは一切無い。どうしたい?聞きたいか?聞きたくないか?俺は聞くね。
その答えによって決めるね。当然、さくらにもかぐやにも勿論常連さんでも、
仲間として仕事をして行くのならそうするね。
それだって正解とも思っていないし、ただね、伝えていないのに伝わるはずが無い。
言わんでも判る・・・そんな事は無いと思っているからね・・・・今は。
ただね、事実はそんな関係でもゲゲ達夫婦は上手く行っている・・・
ならば、俺にはこの成功例では成功は手に入らない。違うやり方じゃないとね。
そして俺のやり方が完全に間違っているのなら、人は集まらないはず・・・・
そして今日もキウイ親子やタピオカ親子がやって来た。
さくら教室と知っていてね。俺の弟子達には人が集まる。奴らには華がある。
俺はそんな弟子達を誇りに思う。だから捨てられないように頑張らなきゃと思う。
きっとこれからも人は増えるだろうが、ゲゲのように1人で頑張る気は無い。
1人でやる気なら作家katsuだけでやれば良い事。
理想と掲げるのは、みんなで作る・・・なのだから。
俺は一緒にやりたいと思う人達と共に、華のあるステ-ジに向けて準備するだけ。
共に生きる・・・難しい事は十分判っているが、夢を売るとはそんな事だと思う。
だから俺はその為の時間は惜しく無いと思う。いくら時間が掛かっても・・・・
弟子の1人さくらとはそんな話をした。かぐやには弟子のエ-スとしての自覚ばかりを
教えているが、次に来た時にはさくらに話したように、時には感謝を伝えないと
と思っている。ゲゲのやり方では、俺の弟子達は一筋縄では上手く行かないからね。
あはははは。とても厄介なんでね。
んでもって、俺。
思い知る事になったろう・・・理由はともかく女房からの手紙をゴミ箱に捨てたのを
見られてしまう・・・なんてのは論外。そしてその後、過労で倒れる。
ここで待ってました。点々男。アシスタントが締め切りに間に合わない・・・と
諦めかけている時、みんなに先生は仕事に一度も穴を開けたことは無い。
今こそみんなで頑張らないと・・・とハッパを掛ける。それでエ-スのアシスタントが
そうだ・・・やる事はきまっているのだから頑張ろうとなる。
点々男は仕事はイマイチでも意気込みが違う。押しかけ女房のようにやって来て、
こうして6年以上残っている。何度もアシスタントは変わって行ったのに・・・
流石に自分からやって来ただけある。人と付き合うって言うのはこう言うもの。
これがあるから点々男がここにいられるのだ。ゲゲは熱意に押されたのだから・・・
公平な付き合いとは?押しかけられたのだから、去る権利があるのはゲゲ。
ゲゲが誘った奴は、去る権利があるのは誘われた奴。
男女間と一緒。付き合って・・・と言って置いて、別れを切り出しては理不尽過ぎる。
そう言う点では、点々男は俺には秀吉にも思える。この一途さは何よりも信頼出来る。
その後、ゲゲは目を覚ますが、締め切りがあると起きようとするも、女房に止められる
みんな頑張ってくれていると。
そして久しぶりに向き合う時間となる。すると、最近の行って来ます・・・と一旦
外に出て仕事場へ行く事が家庭に仕事を持ち込まない様にする為に・・・だった。と
話し出す・・・あぁやっぱりね。思った通りの昭和の男だわっ。それが思いやりだとさ
売れてない時は、手伝わせておいてね・・・あらまって感じ。
しかも更にNGワ-ド。口で言わんでもそんな事は判ると思った・・・
俺が20年前以上に違う・・・と気が付いた事をね・・・あらまっのあらまっだわ。
不幸中の幸い・・・倒れて向き合い仲直り・・・ただね・・・
これは痛烈だった。昔は貧乏だったけれどゲゲは笑ってた・・・貧乏は嫌だけれど
ゲゲが笑わないのは貧乏より辛い・・・。これは本当に身につまされたろうね・・・
言われたくない言葉だわっ・・・そんな事言われるのは・・・何より辛い・・・
以前、親しくして貰っているお客さんでもある職人さんに、katsuちゃん笑うんだ・・
って言われた時、グサッと心に刺さったものがある。
俺は仕方無く正直にあの時はまともに食べられなかったから・・・と言ったが、
角嶋の親父が晩酌に残したつまみを朝ご飯の代わりにしてみたり、
一番安い弁当で量の多いのだけで選択してみたり、自宅の品物を売ったり・・・
そんな生活してちゃ笑いたくても笑う余裕は無かったですよ・・・って言った覚えが
ある・・・。でもね、その時は好きな女がいたからそれでも頑張った・・・・
遊ぶお金欲しかったからね・・・。日々の食費を切り詰めてもね・・・。
ただそれもいなくなると、心の柱もポキッと折れてもおかしくない・・・けれどね、
全然とは言わないけれど、綱渡りでもここまで来れた。
理由は1つ。さくらとかぐやの弟子達がいつまでもいたから。好きな女も愛想付かして
去ってもね。去って行く人達の中で2人はいつまでもいる。
腕なんか頑張ってりゃいくらでも上手くなる。けれど、それを続ける気持ちは、
俺も人。弱気にだって何回だってあったが、2本も支えるものがありゃ、
馬鹿でもやらにゃなるまい。それが今は常連さんもこうして増えて、一緒に仕事が
出来るって所まで来た・・・。安心はしていないが、それが今の事実。
今の俺は苦笑いでも笑える余裕はある・・・・。俺はそれをさくらに話した。
さくらさぁ、俺さ、俺の幸せってこんな事なんだろうな・・・って思うんだよっ。
別に今思った訳じゃないんだけれど、こうして少しずつ笑えるようになってさ、
やっとお前ら弟子達にも少しずつ恩返しが出来てね、やっと人らしくなって来た。
こっからなんだよ。これから巻き返すからなっ。まっ見ててくれやっ。ってね。
ゲゲには出来た女房がいる。しかもこれだけ理不尽な事をしても、謝りもせず
飯の要求をしても、笑って用意する・・・そんな出来た女房。しかしね・・・
俺にはこう言う女房は向いていない。仕事を家庭に持ち込まない・・・・そんな
片寄った考えは一切無い。どうしたい?聞きたいか?聞きたくないか?俺は聞くね。
その答えによって決めるね。当然、さくらにもかぐやにも勿論常連さんでも、
仲間として仕事をして行くのならそうするね。
それだって正解とも思っていないし、ただね、伝えていないのに伝わるはずが無い。
言わんでも判る・・・そんな事は無いと思っているからね・・・・今は。
ただね、事実はそんな関係でもゲゲ達夫婦は上手く行っている・・・
ならば、俺にはこの成功例では成功は手に入らない。違うやり方じゃないとね。
そして俺のやり方が完全に間違っているのなら、人は集まらないはず・・・・
そして今日もキウイ親子やタピオカ親子がやって来た。
さくら教室と知っていてね。俺の弟子達には人が集まる。奴らには華がある。
俺はそんな弟子達を誇りに思う。だから捨てられないように頑張らなきゃと思う。
きっとこれからも人は増えるだろうが、ゲゲのように1人で頑張る気は無い。
1人でやる気なら作家katsuだけでやれば良い事。
理想と掲げるのは、みんなで作る・・・なのだから。
俺は一緒にやりたいと思う人達と共に、華のあるステ-ジに向けて準備するだけ。
共に生きる・・・難しい事は十分判っているが、夢を売るとはそんな事だと思う。
だから俺はその為の時間は惜しく無いと思う。いくら時間が掛かっても・・・・
弟子の1人さくらとはそんな話をした。かぐやには弟子のエ-スとしての自覚ばかりを
教えているが、次に来た時にはさくらに話したように、時には感謝を伝えないと
と思っている。ゲゲのやり方では、俺の弟子達は一筋縄では上手く行かないからね。
あはははは。とても厄介なんでね。
んでもって、俺。