katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピ-タ-さん教室

2012-07-11 07:13:38 | モザイク教室
いらっしゃるまで下地を箱に合体。


さて、事前に聞いていたのは四角な板のみ・・・そんな感じで用意していたのだけれど、
作りたいと描いて来た下絵を拝見すると、何点かあったがこれを選択した。

理由は簡単で、これを月1回で作り続けたとしたら・・・飾る時期がピッタリになる・・
そんな事からこれを選んだのね・・・俺は。

しかしながら、3つあったのだけれど、1つはハイヒ-ル、1つはこれ、そしてもう1つが
フラメンコ、本人が一番作りたかったのは、フラメンコ。

ただそれは本人も難しいだろう・・・と判断していた。しかしながら残りの2つも大して
変らない難易度・・・そんな中、色々と聞いて見ると、これは・・・と感じる節がある。

それがバックはノ-プラン。そして何と無く淡い感じでぼぉぉぉっと・・・のような表現
これが一番の大問題なのね・・・良くある事なんだけれど。

例えばデジカメで体まで入れて撮った画像を思い浮かべて見て。更にハイヒ-ルをアップ
そして、この魔女も・・・そして思い浮かべたバックの比率・・・・

どう考えても半分以上はバックとなる。これをやりたい事と仕方ない事として2分割したとする・・・当然バックは仕方ない事になる・・・これってどう?

だから1cmタイルに変って行く時に、やる気になって体験じゃなく、リピ-タ-として
やって行こうって時、こんな作品作りって・・・いかがなもんか?となり、

それでは1点集中でやりたい事本体のみ・・・なんて提案をする。
何しろ折角本体でやる気満々として頑張ったとしても・・・・じゃ後はバックで、

ちょちょいのちょい・・・って。聞いただけでもグレ-ドを下げる。
これを防ぐ為にも、本体のみで様子を観て、もし最後まで完成出来たとしたら、

それでは次回はフラメンコをバック付きで・・・とオッケ-を出しても・・・と言うと
これになったのね。勿論、ハイヒ-ルって選択もあったけれど、下絵のグレ-ドが

3つのうちで一番低かったと思われたのね・・・何しろこの魔女、色々な点でも、
試したい事が出来る。今で言うなら、監督くんの指導と同じなのね。

監督くんは3年構想。1年目にカメを作り、今年はゲルニカ風味と来て、来年は立体を
作りたい・・・・と3年間で集大成とするつもりなのね。

ならばこのリピ-タ-さんの場合なら、バックは無しでこの魔女が終わるのなら、
人が練習出来る事になるし、掛かる時間の練習にもなる。1cmタイルの練習にもなるし、

色が単調なので、色選びに悩む必要は無く、色では無く形に集中出来る。
そもそもモザイク教室とは?料理教室に例えれば、まず包丁さばきの練習。

道具を使いこなして、味付けね・・・勿論味付けとは?モザイクでは色になる。
味を薄めたり、濃くしたりね・・・。

こんな事を説明した後、1cmタイルの黒のみで監督くんのように4分の1にして、
縁取りするから仕込んで置いて・・・俺は下地作成に入るから・・・と放置。

本来事前に送って下されば、放置はしなくて済むんだけれど・・・まっいずれにせよ
何とか今日も逃げ切り・・・それにしてもグレ-ドの良い下絵だったのね。

それに応える下地は作ったし、後はそのまま慌てず繋げれば良い作品になる。


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