まずは、下絵の完成度・・・俺にしては割りと上手く描けてしまった。それによって、その下絵にかなりプレッシャーを掛けられたのね。
何しろ、変な区切りのような模様で邪魔をした分、色合いのはっきりした花は、まだ良いが変に絵として凝ったような色合いの花は、
細かい粒の繰り返しみたいになるので、下絵よりもグレードが下がったように見える・・・・その理由は、変な区切りみたいな模様が、急きょ黒から青に変更した事で、すべてが曖昧みたいになり、区切りが区切りに見えない様にしてしまった事も原因の1つだと思われる。
ただ、当然それと引き換えに良くなった事もあるのだけれど。そう言う点では、ある意味1.2色でシンプルな花が今回の挽回になった部分。それがきちんと花に見えるようになった分、連動して何とかカバーしてくれていると思われる。
ただすべてを解決するのなら、単にもう少し大きく作れば良いだけなんだけれど、大きさが決まっているのだから、そこに合う下絵にしないとならない訳で。でも悩んではいたが、こうして完成してしまうと、もっとより良く・・・と願うと、大きくしたいだけで、ほぼ作り手の問題。
こう言うギリギリを狙ったんだろうね・・・・下絵の時の俺は・・・。全く面倒な事をさせてくれるもんだ・・・。完成してしまえば、そのギリギリ感も、ここはセーフ、ここは次回は辞めようっと・・・なんて、今後の目安になったりする。
それをセーフばかりで安全な事ばかりをやっていると、中々上手くはならない。何しろセーフとアウトの境目にチャレンジして結果を多く残せれば、その作品のグレードもセーフになるわ、次なる作品への糧にもなる。この繰り返しなのね・・・・どの程度進歩しているか?を知るには。
そんな中で言えば、金魚でも使ったガラスタイルは本来、余りモザイク画として使われる事は無いが、こうして花に使ってもそこそこ結果として出ているので、これは今後も俺っぽいとして使って行けそうなのね。
まっ、いずれにせよ、ここで結果が問われるのでは無いのだけれど、目地が入った瞬間、悩んでいた事が割りと解決されたのは救いで、この位に見えれば、後は取り付けた時に、他の作品に見劣りしないはず・・・・何しろ過去の作品の中で一番小さい大きさで切り込んで行くのだから、
かなり不利と言えば不利で・・・・そんな事も考えた上での下絵だったが、急きょ黒い区切りの目立ち度を抑えて、目立つ事よりも同化させるような感じで・・・とやっていたものの、正直若干不安もありつつ・・・・そんな事も抱えて行きながら・・・・・。
まぁ、そんなこんなでやっと完成して、後はこの扉の下に付く台。

こっちは単に緑っぽく・・・しか考えていないので進みは良いし、特に悩みも無く時間が解決って話なのね。しかも恐らく見える部分は、ほんの5cm程度なので、扉を開けないと見られない・・・・そんな感じなのね。
そんなこんなで、いよいよ、この作品も終わりが近づいている・・・・。
ちなみに、画像を正面で見ると、色が飛んで見えるので、首を動かして濃い色に見える場所があったら、それが生の色に近いです。