今日は今年初の高洲公民館でのサークル活動。1人欠席で4人だったんだけれど、のりちゃん以外の3人は金魚の仕込み。そんな訳でまずのりちゃんは自分の作品を完成させてから、こうして梅での参加になる。
正直、このプレートに何回も掛ける程の実力じゃないのね・・・・だけど遊びな作品なのに随分と時間が掛かっちゃったのね・・・。でもようやくこれも終わって・・・本人の感想は、正直テンション下がってて・・・って。そうなのね、その原因の1つは、確実に軽く始めたから。
モチーフ決めや下絵を決める時に、ほぼ適当にやってしまったから・・・。何度も言うけれど、体験のような初めての人や、まだ日の浅いリピーターさんなら、チャカチャカって描いてスタートが良いのね。それはそんなに綺麗に切る事が出来ないからね。
けれど何個も作ったリピーターさんになると、当然きちんと切れるようになっている。しかものりちゃんは、今まで何個も結果を出している。なのに何故そんな事になったか?って更に付け加えると、今までの作品は下絵を自分で描いていなかった事。
つまり下絵がしっかりしていて、それをしっかり切って作った作品で、小物とは言え、これは自分で絵を描いたオリジナル・・・・。どうしても下絵が見劣りしてしまう・・・。つまり下絵負けしていて、いつもの結果にならないから気も乗って来なかった・・・そんな話。
それが証拠に、じゃ終わったんだから、梅やって・・・と一緒に1cmタイルでやって貰うと、スイスイ簡単そうにやっているのね。何の迷いも無いし、話ながら笑い声も出たりする。つまり梅の下地は彫ってあるから考える事は一切無い。ただ上手くきちんと切るだけ。
迷う事は一切無い。ただ1cmタイルが上手く切れる人なら・・・・何の問題も無い事・・・。つまりこの時点で硬い1cmタイルに困らないのだから、柔らかく切りやすいぺきぺき作品は簡単でしょ?・・・もしそんな風に考えていたのなら・・・・?それも大誤算になる。
実はタッチが柔らかく簡単なだけで、繊細なパーツにこだわれば、柔らかいと言うのはもろいって事。つまり知らず知らずこだわりを持てば持つほど時間は掛かる・・・。何せ何度も切り直したくなるから、欠けてしまう可能性も増えるから・・・。
もっと簡単に説明すれば、例え小物でも楽しむモザイクで結果を出したいのなら?下絵ありきでオリジナルを作らなければ、間違いなくスイスイと結果は出る。そんな所まで来ているのがのりちゃん。ここから先へ行くのも行かないのものりちゃん次第。
もう十分楽しむモザイクは出来る人になっているし、規定演技のような、これやって・・・・はこの梅のようにスイスイとこなす。ん・・・もっと言い方を変えれば、オリジナルのヒットは無くても、カバー曲のヒットメーカーって感じなのかな?何を歌っても上手い・・・。
ただここから先は、自分の意気込みとか気合みたいな気持ちの問題で、それで楽しみます・・・って場合、強制してもお互い辛くなるだけで、オリジナルって言うのは悩んで、困って、ん・・・・って、しばらく下絵から抜け出せない・・・そんなもんでね。
例えば下絵に1ヶ月以上掛かっちゃった・・・・なんて言うのは普通で、だからこそ下絵とモザイクのバランスが良くなる。それがこうして体験の人が下絵込みで4時間程度で終わるものが、何十時間も掛かって終わった・・・・けれど下絵は数分。
何かバランス悪く無いかな?つまりのりちゃんの場合に限らず、下絵ありきに慣れてしまうと、例え小物であろうと考えないとならないのと、下絵にそって切るのとは全く別物なのね。今回は小物だったけれどオリジナルだった事で、実はそれが大作のような悩みに・・・
って感じの作品になった。そう言う勉強をした作品になった。それでは一挙に3人の金魚。タピオカ、
お母さん、
そしてキウイ。
似たり寄ったりってペースなのね。まっみんな同じ感じなので、一斉に終わって行くだろうね・・・まっかぐやが来る頃には揃ってくるのかな?・・・・これについてはみんな経験値があるので問題無いでしょ。
そんなこんなで、その後みんなの御厚意で年初めの集まりって事で、新年会みたいなものを開いて頂いて、そこに仕事を終えたアルルの母さんも合流でみんなが揃って・・・・新年のご挨拶。また今年もよろしく・・・・。
さて戻って悩んだ末に、今日はイタリアの下地を彫りには行かずに梅の続きを深夜まで・・・。