katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

たわいも無い・・・そんな時間

2019-12-16 01:51:22 | 休み?
今日は何と無く実家へ・・・そうね、梅宮さんが自分の親より年下で亡くなった・・・そんな事も理由の1つだけれど、ちょっと相談みたいな事があって・・・それは前々から考えていた事なんだけれど、両親がそんな歳で一緒に働いているのだけれど、今年で辞める事になった。

単純な話なら、もう良いじゃん・・・そんな話。そして本人達も仕事を辞めたら呑気になってしまうから、夫婦一緒に歩こうなんて考えているようなんだけれど・・・ん・・・確かに体力維持って言うのなら、それは運動量としてだけなら、それも良いだろう。ただ1つ言いたい事がある。

それは良く心と体とか、まっ何でも良いんだけれど、こんな言葉に当てはめると、じゃこの場合、体は鍛えりゃ良いって言うのなら、仕事をしていた分量の運動をすりゃ良いだけの事って言うので解決なのだろうが、では心って何だ?・・・つまり運動、そんなものは誰もが判る事。

でも心って何だ?そんな話なんだけれど・・・別にその話がしたかった訳じゃ無いが、話の流れで言いたくなって、俺は2人の子供って言う前提なら話したくは無いが、お金を取って人に話す先生と思ってくれるのなら、真面目に時間を取って話すつもりがあるのだけれど・・・と前置き

すると、眼が聞く気があるので、まず何で働いていたのか?この歳まで・・・その時にお金の為ってだけなら、話はおしまい。でもね、もし恩義やら、忠誠心やら、そんな気持ちが少しでもあったのなら?それが気持ちを突き動かしていたんじゃないのか?その歳まで・・・。

では、違う角度で考えて見ると、ではもっと良い条件で、もっと近くで、賃金も良く、楽だったら続けたいか?違うだろうね、きっと。そうね、きっと先方はどんな形でも、2人が来るって言ったら、仕事量が減っても続けていて良かったんだろうね・・・きっと。

生前、良くして下さった会長さんが、2人を気に入って下さり、引き続き社長さんも良くして下さっていて、近々の2度の父の入院時でも、お袋1人でやっていた事を踏まえると、能率が悪いとか、先が無いなと判断するのなら、とっくにクビなはず。もっと言えば続けられないですか?と言われたらしいのね。

だから、辞めると決めたのは2人の方。こんな話を聞けば、年齢的に辛い事もあるだろうが、またどちらかが、入院だったりした時にきついだろうし、もっと言えば、やらなければ・・・迷惑掛かるし・・・って責任感みたいなものを背負うのが大変だったんだろう・・・と察する。

つまりこの関係性からも、多くを望まない先方と、それに甘んじない2人の関係が生んだ職場だったんだろうと伺える。つまりもうこんな職場とは出会えない・・・そんな場所が無くなる。そして自らそれを選んだ。そしてそれは職場を無くしたのでは無く、仕える場所を失ったって意味。

昔親父は小僧と言って、職人になる為の修業をした。母は子供の頃から家庭環境から女中のような事をやったらしい。つまり両親共に良くも悪くも人に仕えるって言う生き方をしていて、俺はその子供と言うのなら、その両親の考え方を持った人に仕えるハイブリッドだと考える。

親父は男社会でしか仕えていないし、お袋も女社会の中の話。俺は2人共の考えを持った教えの中での人に仕える事を学んだと思われる。がしかし、所詮格式がある所では無いから、仕えた場所、人、環境等が低いか?高いか?で内容は一緒であっても、言葉使いや作法、所作と考えたら、

まぁランクは低かろう。ただ、いずれにせよ仕えるって事については、人よりも長けているべき。勿論、身に付いていればの話だけれど。要するに心の部分って言うのは、最初は会長に仕えた事で始まった事が、いつしか会社ともなり、もはや会長亡き後も仕えた・・・そんな話。

良く言う犬は人に付き、猫は家に付くみたいなね。それを両方やってたみたいなね。そんな大事なモノを失うって言うのは、主を失ったハチ公のようなもの。つまり来年から2人はそうなる・・・それを伝えたのね。心の部分とは、そんな話。無くすものは非常に大きい・・・。

何でもそうだが、若い時は友達でも、習い事でも、テレビでも、お付き合いした人でも、いつか終わりが来て、その時は寂しかったりして落ち込んだりするも、また何かそれに代わるものがあって、忘れるって能力を使って、いつしか思い出に変えて行けたりもした。しかし、それは

若い時であって、行動力があった頃の話で、新しい事、場所、環境を変える事での出会いなんて事から起こったもので、歳を取って行動範囲を狭くすれば、当然新しい出会いは少なく、逆に言えば死んで行く者の方が多くなるのだから、悲しみの方が多くなるのは当たり前。

これは演者とファンの関係でも一緒。自分のファンの年齢が同じような歳なら、ファンが死んで行く訳で。新しいファンを得ないと減って行く訳で。しかし、新しい事をやると、古いファンが昔の方が良いなんて言って見たり、逆に新しい事を気に入ってくれた新規のファンが増えたり

・・・これが生き様。つまり古い友達だけなら、減る一方だし、新しい友達は普通は動かないと得られない。勿論大スターにでもなれば、向こうからやって来るだろうが・・・。単純に仮に犬でも飼うと、犬友達なんてすれ違うだけでも話が出来たりする。もはや合法なナンパ。

それでも出会いがある。話しやすいし、話し掛けられやすい。ただ生き物は必ず死ぬから、いつか悲しみを背負う。常に良い事と悪い事は背中合わせ・・・そして人も生き物・・・仲の良い両親もいつか必ず、俺のように1人になる。俺は1人のベテランになったから、それが良く判るが

これから仲の良ければ良い程、ダメージを受ける事になる。しかも、では来年仕事を辞め散歩に行くと言っていたから、その道は思い出の道になるのだろう・・・その時に思い出すから通らない道になるのか?思い出す為にお墓参りのように時より行きたくなる場所になるのか?

ただ、私のお墓の前で泣かないで下さい・・・との名曲は、そこには居ないって言ってる。何でも良いが全てが心持ちであるって事。みんな知っているし、いちいち言う事じゃないと言う人もいるが、葬式のお坊さんの説法はありがたやぁって聞く訳だ。当たり前の話なのに。

要するに一緒にいる事をいる間に楽しんで、その日が来るまで思い出を拾い集めれば良いだけなんじゃないのかな?それと話を戻すが、仕えるって続きになるが、仕えるって言うのは理想は信頼関係なんて言えば良いんだろうが、芸の為なら・・・なんて歌もあるように、芸に惚れると、

許さないとならない事が多くなるし、人が良くても芸が下手では着いて行けない。ただこんな単純な事なら、誰でも判るのだが、そんな単純な話では無い。そもそもが本当に芸が達者な人は、きっとその、人となりやたたずまいや、所作など色んな事が人知れずあるんだろうね・・・・

しかもそれは上っ面で顔見知り程度では判らないもので、深い付き合いで、良い事も悪い事も知った上での事だったりすると、それは夫婦の関係でもそんな事はあるのだろうし、所詮単なる血が繋がっているだけでは判らない、他人であるのに分かち合う考え方とも似ている気がする。

つまり何か仕えるには、仕えたい何か?が無いと、成立しないだろうし、何も無ければそれは仕えるでは無く奴隷になってしまう。話を戻して、そんな2人に・・・って訳には行かないが、親父とは、俺と最後の思い出作りって言うのなら、最後に一緒にタイルを張るか?・・・そんな事を

考えていた。まだ元気なうちに、親子で同じ職業をやっていた証として・・・まぁこれが長嶋親子ならキャッチボール、貴乃花親子なら相撲って話で・・・すると、材料代位出してやるから、ここに作るか?って言うのね。まぁ親父らしい発想だな・・・まぁ聞いとくれ・・・。

その考え方は、長男なんて縛りのある生き方で無く、自由に生きられた末っ子のような、はたまたひとりっ子のような自分の考え1つで何でもやって来た発想だな。相変わらず・・・自分の物差しで俺を計らないで欲しいんだよね。まず誰の為にやるのか?恐らく親父は俺の為。宣伝の為

みたいな感覚なんだろうね。まぁ親の押し付けの愛情だな。では俺なら?折角仕えるのハイブリッドなのだから、誰かの為になると良いよな?と思ったら誰の為にやる?それを俺が親父との思い出作り・・・と言えば、結果的にはじゃ実家に・・・と一緒になるんだけれど、それでは凡人。

人と違う事をしないと・・・と教えたのは貴方。何を寝ぼけた事を言っているんだか。つまり実家に作る事では無いのね。では何処か?と言ったら、親父が今世話になっている人の家・・・そこへ親父がお世話になってます・・・親父との思い出作りに作らせて貰えませんか?って、無料で

作らせて下さい・・・場所だけ下さいって言ったら、ダメって言うかな?もしやれる事になったら、親父が死んだ後も俺はその人達と付き合いが出来るよ・・・そして親父は生きている間、感謝されるよ・・・何故なら、俺は失敗するつもりが無いから。やるのならね・・・。

ただ、それには1つハードルがあって、もしその人がタダでやって貰った・・・と言ってしまったら、親父は他の人達に責められ続ける事になる。何でその人だけ・・・と。勿論、俺は誰でもかれでも出来ないからね。だから大事な人1人・・・。リスクある話だけれどね・・・。

もし話が決まるようなら、かぐやを入れて3人でやろうと思っている・・・本当はみーちゃん呼びたい所だけれど・・・。こんな話をしたら、親父が昨日小僧の頃の夢を見たって・・・。兄弟子達がどんどん張るのに、俺は全然出来なくて・・・何で今更そんな夢って・・・って。

何と無くそれを聞いた時に言いたい事は別にあったが、もし一緒にやる事になったら?俺とかぐやと一緒では、正夢になるかもね・・・と言って見たのね。そんなたわいも無い話をしてアトリエに行ってリフォームの続きをして、今日はおしまい。いつかこれも思い出・・・。

ただもう1つ気になるのは、親父の体調・・・元気そうに見えても、場所が近所でも、寒空で風邪など引かせれば、老人には致命傷になるのかも知れないし、地味な仕事で座っているだけだが、疲れたりもする・・・本当にすべき事なのか?・・・確かに思い出にはなるが・・・

何も無ければ良い思い出、あればやらなければ良かったのに・・・そして一番悔やむのは、やらずに亡くなった時・・・やって置けば良かったって気持ちを残して・・・さて一体、何を選択するのだろう?・・・生きていると、必ずこうして選ばないとならない事があったりする・・・

いずれにせよ、俺らしい・・・親父らしい・・・そんな、らしい・・・結果が待っているんだろうが。


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