katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

タイル屋さんのおかみさん教室と・・・

2020-12-26 23:29:01 | モザイク教室

今日はタイル屋さんのおかみさん教室。とその前に、かぐやを駅まで送ってからのアトリエ・・・すると大家さんがいて、世間話をしていると、ここには珍しくタクシーが止まって・・・大家さんもここに来る人でタクシーは珍しいんで、2人で見ていたら・・・

おかみさんじゃん・・・翌々聞くと、近所のパーキングが空いて無かったらしく、一之江駅から乗って来たって・・・そんなに気を使わなくて良いのに・・・ってなスタート。そうね、良く出て来る話だけれど、点と線みたいな事ね。

例えば同じパーツの繰返しって、慣れるまでは大変なんだけれど、何回もやっていると意外と簡単じゃんってな事になって来るのね。でもね、良い事と悪い事は背中合わせで、慣れる事はひたすらの回数で会得は出来ても、得る事があるって事は、

何かを無くすものなのね・・・では何を無くすか?となると、緊張感だったりする。でもそれだと作業になっちゃうのね。そうね、単調って言うかね・・・そこでちょっと緊張感を持たす意味でも、ハードルを上げる事で不慣れにさせるのね。

そのハードルが点から線へなのね。その点とは?って言うと、1粒で完結のパーツの事。それが線になると、距離が生まれる分、何粒かを合体して1つのパーツとするってやり方。例えばまゆ毛と髪の毛。どちらも毛だけれど、長さが大きく変わる。

つまりまゆ毛が点で、髪の毛は線で作る。こんな違い。そこに更に長さ、太さ、そして色・・・と1粒完結よりも、難易度は高くなるけれど、決まりに沿って作れれば、点とは違うリアル感が出て来る。更にそれも出来るようになれば、また

更に段々細くとか、段々太くとか・・・出来たら次、また出来たら次って感じにテクニックなんてある程度反復する事で出来るようになるもので・・・ただ近道が無いのね。だからある程度会得するのに時間が必要なのね。

勉強だってそう。九九も言えないのに、因数分解には行かなでしょ?そんな感じの話で言えば、もう点だけでの制作からステップアップって感じに入った・・・って話。そんな中、前々から話は出ていたんだけれど、リフォームの話が再燃・・・

今日、旦那がウチにいるんで、良かったら見に来て貰えますか?って事に急きょなり、その場所がまた池袋の方。先日の店舗に引き続き、これで3日続けて池袋に行く事になったのね。さて何が作らせて貰えるのかな?

 

 

 


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池袋の店舗玄関のモザイク終了

2020-12-26 06:50:09 | 建築モザイク

既に昨日の夜にほとんど完成だったんだけれど、乾きの悪かった所や文字の残りの目地を入れて完成となったのね。

先方から送られて来た画像にかなり忠実に再現出来たと思うのね。ただこの完成を見れば見るほど、不思議な感じがする人が沢山いると思うんだけれど、玄関なのに避難はしごが写っているのね。普通避難はしごってベランダにあるでしょ?

俺も画像で確認の時に、何か違和感があったんだけれど、現地に行くとなるほど・・・って。何かデザイナーズマンションって感じで、鉄扉を開けると、ここに入れて、更に左側にもう1枚鉄扉があるでしょ?つまり2枚扉を開いて入る事になるのね。

しかも水を汲む時に部屋も見たんだけれど、お風呂とトイレがスケルトンのガラス張り・・・ちょっと聞いた話では、ネイルサロンのようで・・・こんなにお洒落な所で営業する玄関となれば、このモザイクが欲しいって言うのも判るのね。

無機質なモルタルの打ちっ放し的な感じは、ある意味どんなお店にも合うかも知れないが、逆に個性的な感じでも無いし、これなら1点モノ的に見栄えもグンと上がるだろうし、とてもお洒落になったと思うんだけれどね。

ただ四角いタイルを張るのが玄関・・・そう言う普通に、こんな事も出来るんだね・・・って知って貰えると良いのね。しかも、ネットの小物販売のような場所から見つけて貰った事・・・どんな場所からも見つかる時は見つかるもんなのね。

こうしてまた1つのサンプル玄関画像が、何処に知られるきっかけになる訳で。これをもっと具体的に言えば、文字に使ったタイルはリップルなんだから、生徒さんで使った事がある人なら、自宅をリフォームするって事が可能だって事なのね。

そんな出張教室もやって見たいし・・・何しろ他で見掛けない事をやりたいのね。何しろ玄関はタイル屋さん・・・って概念を壊したいのね・・・大工さんだけがDIYじゃ無くて、タイルだって建築だって、やる気さえあればOKってね。

勿論、こうして依頼されて作るのも同じで、普通じゃ無ければ良いのね。何これ・・・ってね。いずれにせよ、また1つサンプルが出来たし、勉強もさせて貰ったし、かぐやもこうした建築のモザイクの経験値が上がるだろうし。

生で見る、経験して見るって言う繰り返しは、次の機会に段取りや流れを知った事で、こう言う時は何を使うみたいな事を覚える練習で、仕込みの時とは雰囲気が変わるものなのね。昔、修業の時、見て覚えるの繰返しで、やって見たいな・・・

と思っても、いざやれる機会になった時、ビビったり、覚えていた事が飛んでしまったり・・・とは言え、こんな仕事ばかりしている訳じゃ無いから、俺だって今回のように忘れ物はあるし、ドタバタするけど、終わってしまえばこの通り。

普通じゃ無いから、事例が無いから、・・・と無理って言うのは簡単なんだけれど、考えもせず、何か方法は無いか?と模索しなければ、新しい事なんて生まれないし、全てのモノがそうした是正で今に至っているのね。

タイル屋さんとて、最初はレンガ屋さん。そのレンガ屋さんの斬新な人がタイルに手を出した・・・それが進撃の巨人の壁のように、100年近く君臨して、明日も明後日も続くと思っている。しかしながら、お風呂もトイレの床もキッチンも無くなって、

今や絶対タイルなのは玄関の床くらい・・・あっそれと室内の壁のエコカラットね。少なくなっている事はあっても消して増えているようには思えない・・・そのまま同じ事を続けるのか?はたまた斬新なタイル屋さんとして、レンガを捨てるのか?

あのタイル屋を辞めた時に、巨人の力を手にしようとモザイクにすがって今がある。そう思ったりする。いつの世も斬新な事って言うのは、理解されずらいもので、そう言う中でのこうした依頼は大事にしないとならない訳で。

いずれにせよ、また1つkatsuの玄関が増えたのね・・・有難い話である。


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