今日は午前中、昨日の下地のペンキ直しをしてから、お昼からEnjinって名古屋モザイクってタイルの商社さんのグループの1人、中村ジュンコさんって作家と
先生をされている方の生徒展が最終日と言う事で、伺う事にしたのね。ただそれもちょっと悩んだのね。何せ俺はそこでどんな立ち位置になるのかな?ここ。
例えば、最終日だからいらっしゃる可能性が高い。それで仮にどうも有難うございます・・・って事くらいなら、そこは礼儀のご挨拶程度で帰れるし、邪魔にもならない。だからすんなり。
それが一般の人扱いだとしたら、もっと静かに帰れる。要するに来たってだけでね。それが問題なのは、凄い人って扱いの場合ね・・・そもそも主宰がいて
生徒さんもいるだろう。そうなると、きっとみんなにご挨拶をしないと行けないだろうし、ただメインな人よりも目立つのはいかがなものか?・・・。
何あの人・・・なんて事になると、場の雰囲気を壊すのもね。ただ先日のセラスタでお会いもしているし、ちょっと話せたらラッキーくらいに思っていて、
良いチャンスかなぁ・・・とも思ったのね。しかも松戸で1時間掛からない場所だし・・・。ってな事で、到着すると、12時からなのに、まだ5分程度しか
経っていない。場合に寄っては食事なんて事だってあるし・・・そんな中、俺1人って感じで、今がチャンスなのかなぁ・・・って瞬間、katsuさぁ〜んって。
一度お会いしているし、インスタでも見ているから、間違いなく中村ジュンコさんが猛ダッシュでやって来て・・・グイグイ来られたのね。
完全にフォアードな人なのね。こっちはアウェイだし、しかもフォアードって。もうダルマさんチックになるでしょ?それは・・・。まぁとは言え、ウエルカム
って感じなのは伝わるんで、見に来ましたぁ・・・ってスタート。ではひとまず生徒さん作品を一部紹介。
そうね、まぁ中村さんが芸大出ってエリートだから、幅広い取り組みなんだろうね。まぁ巨人が好きな人もいれば、ロッテな人もいる。好みで語ったらキリがないのね。
そうでは無くて、スタイルなのね。例えばテーマとか設けて、考えるからスタートすると、自分の絵でスタートとなるのね。だからまず絵を描くからになる。
そうなると、モザイクをしたい・・・と入った場合、そこにたどり着けない事もある。それは絵が苦手な人の場合ね。つまりウチの場合、そもそも俺は誰にも習っていないし、普通の高校出。
だから非エリートだから、絵が苦手な人の気持ちは良く判る。そうなると、絵から離れないとやれない人もいるから、それならコピーしちゃえば・・・。
なのね。まぁ考え方は作詞が先か?作曲が先か?的な話で、どっから始めても、実力があれば一緒なんだけれど、根本的に俺の考え方はスペシャリストを同じ時間で育成するには?
なのね。つまり何でも分業にする。タイル屋だって、張るだけのタイル屋、目地入れの目地屋、そしてタイル洗いの洗い屋みたいに、分業の手がある。
料理でも下積みの下ごしらえ、焼き方、煮方みたいに1つずつクリアーするって考え方があり、野球でも守るだけ、打つだけ、走るだけって選手がいる。
勉強だってそう。全科目マンベンにって中々の人でしょ?それを文系、理系とか、インドア、アウトドアとかみたいに。そして最終的にどうするか?
そこで徹底的に切る・・・事で、切るスペシャリストになる。その事で、上手いって言われる1つ自信を手に入れる。その自信でもっと・・・となるのなら、
オリジナルも良いだろうが、そうなると必ず絵を描かないとならないから、まず描きなれる為にも、ただ写すだけでも良いから、描く練習になる。
まぁ小学生の書き取りの点々をなぞるのと一緒で、書き慣れる練習を平行に行う。そして段々とそこに慣れた頃に、単なる世間話のような、でもその人ならではの言葉で、質疑応答をする。
その質問は、全くモザイクには関係無くて、料理でも音楽でも何でも良いのね。要するに正解は無く、今日の晩ごはん何?こんなんで充分で、でもどうして?
ここが一番大事な所で、理由が無いと駄目なのね。最低でも肌寒いからシチューとか、朝、CM見たからケンタッキーとか、どんなにくだらない事でも理由。
そして大事なのは、口からでまかせは禁止なのね。必ず作ったり、買ったりする前提の話であって、適当に答えたら、そこに責任も覚悟も無いから、答える気が無いのね。
ほらまた気・・・いつでも気って言うのは、言葉を話せば必ず出て来るものだから、どんな言葉を吐くかなのね。勿論、いつも元気な訳でも無いのね。
その日の気分なんて気がある。しかも、来月の予約を取って、気を気にして、来月の気の上昇の日は・・・なんて予約の取り方しないじゃない?だから不調の日だってある。
そんな事をこの質問のやり取りで、いつもと同じな気なのかどうか?を図る訳で・・・その人の普通の気の時はこんな感じ・・・みたいにね。しかも成長すれば、
当然、考え方も変わるし、答え方も繊細になる。そもそもが自分の考えを話せる事になるのね。そうなると、こんな事がしたい・・・の相談も、かなりキチンと具体的になるのね。
構築するって言うのは、こんな事を沢山貯めて、ふるいに掛ける。そこに必要なものとそうで無いもの・・・みたいにね。そもそも敷地としてのキャンバスの中では限りがあるのね。
あれもこれもと言うなら満載になり、少ないとスカスカになる。しかしながら、切る事が上手くなれば、そのスペースが狭くても細く、細かくも切れる。
腕が自分の手助けになる。まぁそれは大作って言うものを取り組むと、得られるものだったするのね。そんなスタイルとは全く違った中村さんの生徒さんは
とても楽しく作られていて、ウチは中々どんよりって感じで、ピーカンで楽しくって感じじゃ無くて、プロセスは楽しいってだけでは無いのね。
むしろキツいとか、進まないとか、大変な事の多い感じね。でも完成した時、凄い・・・って人に言われる作品となる。それが例え中学生とてね。
ただこれだけの作品と生徒さんの数からしたら、相当上の信用や信頼があるように第三者からは見られるのね。この認識が大事で、腕は見劣りするとは思えないけれど、
この作品展を開ける先生や生徒がいる・・・この空間は凄いし、今の俺には無理なのね。この卑下とか卑屈感は大事で、そう思うから、いつか・・・と努力をしたり、是正したり、受け入れたり・・・
それに寄って、何かを変えようとしたりする刺激になるものなのね。ただそんな先生にみんなの前で、巨匠と呼ばれるのは、いささか恥ずかしいものだが、
いつかそうなるように・・・とは精進するけれど、今はあだ名だと思って聞き流したのね。まだまだなのだから。そんな後は、オイル交換に行って、かぐやを羽田に迎えに行って・・・
明日のピエロの壁画の施工の積み込みをして終了。