今日はデイ・サービス、10名。
結果的には何年も伺っているんだけれど、今回が一番時間的にピッタリした下地だったのね。となると、次回の朝顔はかなり苦戦しそうな感じがするのね。まっ簡単な話は、張る所が倍はある事。ただ悩み所は、モチーフに寄ってなのね。
大昔なら、きっと今回の場合なら、顔も彫って全て作るようになっていたと思うのね。それを色々やって来て、傘だけで良いだろう・・・まで来たんだと思うのね。つまり常に張る場所と時間の関係のバランスが悪く、その是正でここまでたどり着いたのね。
所が、例えば鯉のぼり、お雛様とか、織姫と彦星みたいに、2つセットみたいになると、時間的に1つなのに、どうしても2つ欲しくなる・・・こんな場合はモチーフとしてきついのね。だから来月提案サンプルに、迷わず織姫と彦星を却下したのね。
しかしながら、じゃ何にする?って言うと、絵馬やクリスマス、ハロウィンと言った鉄板の月は良いけど、それ程決定的なモチーフの無い月もあったりする。しかも2つのものも避けたいし、更に去年とは違うモノなんてのも考える・・・。
そんな事を踏まえて、更に基本的にみんな同じ仕上がりが嫌なのね。良くも悪くもみんな違うものになりたいのね。だから、わざと眼の位置を変えたり、クローバーのタイルやフックの色も変えて、仕上がりがちょっとでも変わる様に・・・
って工夫しているのね。同じだと、比較してあっちが上手いとか、色々出て来るでしょ?勿論、違う事であっちの方が良いなんて事もある可能性もあるけれど・・・幸いここではそれが無いので、そのスタイルは良いと思うのね。
そんな理由を踏まえて、顔も色々な色でやってしまうと、量は多くなるわ、色んな色でやってしまって目や口が判るか?となると、色に寄っては判りづらくなるし、それを防ぐ為に顔は白で・・・と言うのなら、みんな一緒なんだから、いっそ張らないのも・・・って言う理由から。
それが幸いしたって事なら、次回の朝顔、いっそ2枚の葉っぱもペンキ仕上げでも良いのかも・・・花のみで。今回の状況を見ると、そう考えてもおかしくは無いのね。いずれにせよ、今回のピッタリな下地は今後にも使えそうなのね。
そんなこんなでアトリエに戻って、60cmのモンステラの続き。
縁取りは終わって葉脈に入ったのね。