katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

お教室とモンステラの玄関ポーチ

2021-05-19 07:57:34 | モザイク教室

今日もお教室からスタート。その後はモンステラの玄関ポーチ・・・思ったよりも若干細かいパーツになっちゃった事もあり、時間掛かっているなぁ・・・って感じもするが、上の方の葉っぱになれば、もう少し大きいパーツになるはずだし・・

ただちょっと思う節があって、これが仮に1m以上あると、ドットアート的な選択があって、それだとかなり時間は短縮されるのね。でも逆にそれより小さいサイズではフルカットになると思われるのね。勿論当然フルカットの方が値段は高いのね。

ただここが更に難しいのは、大きいよりも小さい方が安い・・・って単純に感じたりすると、もう理解するのが難しくなるだろうし・・・そもそもモザイクって事が本来高級品なんで、安くは無いから一般的では無いし、海外ならあっちこっちで見掛けるものが、日本に広がらない理由も大体想像は出来る。

やる方側は大変で仕事としてやれば、やった分の賃金は欲しくなる。当然の事だけど・・・逆にお客さん側としては安くして欲しい・・・これも当然と言えば当然。しかもここにそれが出来る人がどれだけいる?となると、需要と供給のバランスになるのだけれど、簡単な話で、1人勝ちなら成熟しない。

昔、巨人、大鵬、卵焼き・・・なんて言葉があって、子供が好きなモノって表現なのね。もう突っ込み所満載なのね。まずそもそも12球団の中で巨人の1人勝ちって言うのもだけど、数あるスポーツで野球しか無いの?って話。

もう今では、地上波では毎日では無くなり、伝統の巨人VS阪神であっても、視聴率が取れない時代になり、大鵬って日本人力士が人気って言うのも、外国人力士だらけになり、卵焼きじゃ無いおかずは山ほどある。今は昔とは違うのね。

つまりどれも多様化になり、色んな分野が色んな情報で努力をした結果、1人勝ちになりづらくなった。でも逆に言えば、強いモノの一人勝ちの話であって、それ以下の者達にはチャンスが広がったとも取れる。まさに該当しているのね、俺。

2世でも無く、バックに企業もいない、何処にも所属していないし、しがらみも無い。利点はここ。でも逆に言えばそう言った支援の無い中での宣伝、営業ってのは、そりゃ大変なのね。まっ、いつもの良い事と悪い事は背中合わせ。

だからこの何も無いって事を、マイナスに取るか?プラスに取るか?の心持ち1つになるのね。勿論、当然プラスに考える。じゃ何がプラスか?・・・となると。売上成績、他人との比較、失敗も成功も会社の中の問題で無く全部自分・・・

こんな中で生き抜こうとした時に、つい意地を張って腕を磨くなんて方向に特化すると、採算度外視でやるようになる。しかも家族がいないとなると、娯楽を無くし、生活費も切り詰めてやると、生活の為もかなり削られ、楽しむ事も無く、

いつかの成功を勝ち取る為に・・・と追い込まれると、それは確実に人とは違う方向性になる。そんな時間の使い方をすると、ある程度は誰でも上手くなるのね。まぁ大抵のものは、ある程度までは時間で解決出来る事だから。

例えば結婚まで全く何も出来なかった子が、母親が驚くほど色んな事が出来たりする。それどころか、その繰り返しはいつしかベテランになり、手際も良くなり、経験値と知恵で、もはや何も出来なかった子には見えなくなる。

つまり上手くなるにはある程度のやる気と、ある程度の時間で割と簡単に成果は出るのね。ここまではアマチュアの話。でもそこから先は結構厳しいモノで、仮に上手くなったとしても、プロはそれを売るとなると、別の技術が必要になる。

それが営業。ただ何しろ1人なんで、どうしても作る時間が多くなる。話は反れるがこれが労作展に生きるのね。つまり制作日誌をおろそかにしがちってね。俺は完全にかぐや任せにして来たのね。それを是正しようとしているのね。

それがkatsu散歩だったりして、ネットでは無い、生でしか感じられないライブ感は、かぐやの営業とは全く違った切り口になるだろうと・・・。勿論、そんなに簡単に結果は出ないが、人の心の残り方が違うのね。生は・・きっと。

話は戻って、つまりついつい作り手側は、作る事に夢中になり、技術時間ばかりになる。企業なら分業で各分野に分かれているからそれで良いが、何しろ1人。つまり作っているだけではダメなのね。

これが企業やしがらみ、家族・・・何でも良いけど、それがあれば、歯止めが利くのね。所が何も無いって事はいつもいつも作り手の自分が勝ってしまう・・・そうすると、ただ良いモノになるだけで、利益はほぼ産まなくなる。

こうなると作っても作っても、エンドレスな話になるけれど、まぁタダでは転んではいけない訳で・・・。せめて経験値や知恵、こんな事が起こるのかぁ・・・って練習でもあったりするのね。だから新しい事をすると、なるほどね、ばかりなのね。

また癖で作り手のエゴ的に、凝った方向に行っているのね・・・ただこの趣旨はお客さんの希望価格に近付けるやり方探しなのに・・・ただお陰でヒントは見つかったのね。ただ中々難しいのね・・・自分と気持ちと向き合うのは・・。

作り手の自分は腕を見せたい。けれど値段がある。良いモノ良いモノと追い続ければ、時間は掛かるし、能率効率だけを考えると、誰でも簡単に作れるようになる。でもそれなら安くなる・・・こんな葛藤は1人ならではだな・・・と思う。


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