katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

そして仕事も終わり帰路

2022-05-14 06:34:47 | モザイク作家

天気にも恵まれて、予備日を使わずに1日早く終わった朝は、いつものように朝食を頂いて、でも1時間遅い出発の9時にロビー集合。また地元の天気予報では濃霧注意報が出ていて・・・最初は何の事やら・・・って感じだったが、先日の夕飯時に

体験したんで、気を付け無いと・・・と用心して出発。ちなみにどんなホテルだったか?って言うと、

こんな感じ。朝撮るの忘れてたんで、夜の画像。そんなこんなで出発するも、流石に何回も通った道だから、迷う事無く高速のようなでも無料って言う道路で20分・・・結構な距離なんだけどね。もうそこから濃霧って感じで・・・。

何しろ日常の運転は50キロで十分なのに、高速なら80キロ以下って事は少くないから、普段よりも早いスピードなんで戸惑うのね・・・って事で到着して、遅れ気味のラジオ体操をして、地域の皆さんにご挨拶。

更にコミュニティホールの職員さんにもご挨拶をして、最後に美術会社の方に見送られて帰路って事になって・・・。ここからは帰路となるが、途中に仙台があるので、以前作らせて貰った保育園を経由する話が出て、寄る事になったのね。

ここは3年に渡って作らせて貰ったんだけれど、ここの園児や親御さんも参加して作ったのね。流石に声も掛けずにって訳にも行かないかな?と思って、中を覗くと女の人と目が合って・・・外に出て来て下さって、その旨を伝えると、他の方

が来て、園長は手が離せないとの事。まぁそれはそれで良いのだけれど、部屋の中に芸術の盾とぶどうの作品があると思うんですが、それも撮らせて頂けませんか?と尋ねると、は?って顔をされたので、結構です・・・って言うと、

慌てたように中に入って、恐らくその当時のPTAの人が作ったと思われる画像の本を持って来てくれたのだけど、見当たらない・・・ってこれがあったと。しかも小雨降る中で開こうとするので、濡れてしまうからお断りしたのね。

まぁ確認に行ったようなものだし、道中にこんな話をしてあったのね。仁科さんは今回の事で、見た事の無い扱いを上乗せしたと思うのね。凄い・・・と言われると、凄いと言う文字通りの扱いを受ける場合と、凄いって言葉を言われても、

扱いは全然凄く無く、むしろ凄いと言えば言うほど、粗末にも思う扱いを受ける・・・この二択なのね。これを踏まえて良く人の態度を見ると、あぁどっちの人なのかな?今日は・・・ってすぐに判る。人は判りやすいものだから。

そう考えれば、確かにアポ無しは失礼じゃん・・・って普通は言うんだろうね。じゃアポを事前に取ったとしよう。お茶の支度はしないとならないし、面倒な時間が掛かるはずなのね。だって普通誰が来たって関係者なら館内に入れるから、

雨に濡れる事は無いだろうし、名刺を出して名乗っているのに、名刺の交換さえ出来なかったなんて、世の中にあるのかな?・・・しかも残念な事に、ここはブドウのオブジェで凄いって言われていて評判なんですよ・・・って言われた。

凄い割には壊れているのね。

そりゃここはお母さんが道路なんだけど、自転車を置く場所のような所で、制作中も何度と無くぶつけているのを目撃しているから、こうなるのも仕方ないのね。実はこれを知ったのは、インスタにたまたまここをアップしていた方がいて、これ作ったものですが・・

と名乗って、今の状況を知りたいんで、画像頂けませんか?と言うと、快くとても綺麗に何枚も送って下さったのね。だから壊れているのが判っていたのね。もし晴れていたのなら・・・そして予備日があるのだから・・・と思えば、直すって

選択肢はあったと思うが、残念ながら雨だし、残念ながらこの話の何処にもそんな気持ちになる要素は無かった。むしろもうここには来ないだろうな・・・って気持ちでいっぱいで、良い思い出だったんだけどなぁ・・・って。

まぁそれも予期はしていたし、満面な笑顔で帰りたく無かったのね。そこはかぐやは弟子だけに良く判っているのね。そもそもこのまま帰ったら大先生扱いのようになる。だから仁科さんは戸惑った訳で。でもまだそんなじゃ無い。

ちゃんと身の丈で戻らないと・・・ね。じゃどうするか?だからこそ、仙台なのね。もう15,6年前の事。知っている先生は誰もいない。ゆかりが無いのだから、どんな扱いでも良いはず。ただもし、きちんとした普通の対応をされたのなら、

そこそこ大切にされているんだろうな・・・になる。しかもアポ無しなのだから、準備も用意もしていなくて良いはず。俺なりの配慮なんだけどね。つまり今の俺は、ここには居場所すら無い場所で、小雨の中、園の外で立ち話の対応しかされない扱い・・・これが現実。とても良いのね。これこそが今の俺の立ち位置。

本当に凄いものを作ってくれた・・・って認識なら、園長の用事が済むまで軒下位は入れるんじゃ無いのかね。これで半々で帰れる。凄いと思う人、そうでも無い人、でも作品だけは凄いって両者とも言う・・・。つまり凄く無いのは作った俺だけ。

あははは、ハングリー精神ってのは、卑屈が原点なんで、貧乏人の俺には丁度良いのね。悔しかったら見返してやれるようにすれば良いだけ。いつかこの保育園じゃ無い他の仙台の保育園に凱旋帰国したいものである。

さて予定通りの扱いをされた後の行き先も決めてあったので、気分転換に数分俺に時間を頂戴・・・って2人に頼んで、

そこから歩いてすぐの、楽天の球場へ。俺は昔、タイガースのファンだったんだけど、ここでの思い出が余りにも有難く、一宿一飯の恩義・・・だから楽天ファンになったんだけどね・・・これじゃロッテファンに鞍替えになるなぁ・・・。

まぁこれが陸前高田でこんな扱いだったら、ここには最初から寄らなかっただろうが、余りにも皆さんが親切で、褒められたりして・・・天狗にならない為にも、事実確認に使わせて貰っただけだから、元に戻るには丁度良いリトマス試験紙だった。

これがいつぞやの皆さんに会っていたら、こんな事も無かったろうし、現実の立ち位置を見る事も無く帰路になっただろうし、もっと言えば、仁科さんに見せられたのはラッキーだったのね。良い事も悪い事も見せられてね。

こんなだけど、次に仕事が合ったら?来てくれるかな・・・ってね。2つ返事で行くよって言って貰えたのは、最高の締めになったのね。これで陸前高田の仕事はおしまい。


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