かったかくんのホームページ

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五馬中学校百人一首大会

2008年01月10日 | Weblog
 五馬中学校伝統行事。冬休み明けの「五馬中学校百人一首大会」生徒たちは、この大会を楽しみに冬休みなどを利用して、百人一首を覚えたり練習をしたりしてきました。


 かったかくんもどんな大会なのか、楽しみにしていました。伝統になっているだけに、かなりの生徒が百人一首を覚えています。一字ぎまり、二字ぎまりなどを覚えている生徒も。

 かつては、かったかくんも小学校勤務時代生徒と一緒に百人一首に関わっていたけれど、ここ最近は、ほとんど百人一首大会から遠ざかっていました。生徒のとる様子を見ていました。時間が空いたせいか、ちょっと忘れている句もありました。

 図書館の先生が図書室に、百首模造紙に書いて掲示をしていました。それほど、いろんな先生方も協力しながら、この大会に備えていました。百首書くなんて大変
な作業です。


 大会は、グループ対抗のバラ取りです。そして、それぞれのグループの得点を合計して、学年対抗戦となります。さすが、3年生強し。3位までに2つのグループが入賞をしました。3年生は、1年生の時から強かったそうです。
 読み手は、国語の先生。時には、戦意を喪失させない程度にユーモアを交えながら読んでいきました。


 生徒は、一字きまりなどが強いです。決まり字でとれる生徒がいるグループは、とても強いです。また生徒の中には、決まり字を変化させている生徒もいました。例えば、5字決まりが、読まれる句によって、4字決まりに変化をしたりします。4字決まりが3字きまりに・・・といった感じになります。それを理解している生徒もいました。


 優勝は、圧倒的に3年生でした。個人も3年生が優勝。グループ対抗も3年生となりました。しかし、結果よりもみんなで楽しい雰囲気で古典を楽しむことができたことに意義があります。すばらしかったのはしらけたり、意欲がなかったりということが、参加した生徒みんなの中にいなかったということです。会場である体育館は、実に楽しいムードが充満していました。これが五馬の百人一首の伝統だったのです。


 終わった後も、生徒や、先生たちの間でこの大会のことや百人一首のことが話題となっていました。