かったかくんのホームページ

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しゃべらん会

2008年08月26日 | Weblog
 今日の夜は、昨年に引き続いて、母親部主催の「しゃべらん会」が行なわれました。お母さんたちが、お互いに子育てについて、話をしながら学習をしていく会です。
 校長先生が用事で出ることができなかったので、参加をしました。コーチングの学習をしながら、子どもたちにどう接していったらいいのか、子どもとのコミュニケーションの仕方はどうあればいいのか、答えはありませんが、みんなで考えていきました。
 コーチングとは、(レジメのカンニングですが)ちょっと難しく言えば、

コミュニケーションを通して、相手が成し遂げたいことを見つけ出し、どうすれば実現できるかを探求することによって、自発的な行動をうながし、実際に結果を創りだすコミュニケーションスキルです


 いろんな演習にも取り組んでいきました。
 その例として、感謝のワークがありました。ペアになります。家族の一員に向けて、家族がしてくれたことなどに対して、ありがとうを10個、ペアに教えてあげます。10個聞いた後、聞いた中で特に輝いていたものを一つ相手に伝えます。そして、話す側と聞く側が交代をします。

 何気ないことでも、よく考えてみると、家族に対してたくさんのありがとうがあります。ありがとうっていうような感謝の心をもって、ポジティブに相手に接することの大切さを体感できました。自分自身に大いに欠けているものであると思います。

 上の写真の図のAとBはどちらの図が気になりますか。かったかくんは、ずばりBです。やっぱり欠けているからですね。参加者のほとんどの方もBでした。進行役の先生が言いました。

 Bが気になる人は、マイナスを気になる人が多いということです。相手の欠けているところ、良くないところ、悪いところが目につくというのです。確かにそうかも知れません。楽しいこと、素晴らしいこと、自分以外の方の素晴らしいところ・・・いろんなプラス的思考で歩いていけば、きっと人生が楽しくなることでしょう。子どもに対して、

「ありがとう」
「あなたって、なんて素晴らしい子なんでしょう。」

という気持ちが言葉で出なくても、そう思って接していれば、きっちりと伝わることでしょう。

それだけで、子どもたちは、まっすぐに成長を遂げていくことでしょう。
 こういう演習もしました。物を相手に渡すときの渡し方です。

①片手であげる。②両手であげる。
③物を大切に抱きしめてから、相手に物を渡す。


どれに心がこもっているか、考えればわかりますよね。片手は、相手を見ることなく渡すことができます。両手で渡すときは、相手と向き合わなくては渡すことができません。

  向き合うこと・・・心をそえること・・・気持ちがこもること・・・

ということになります。
 いろんな演習をしましたが、しっかりと相手を認める、見つめる、大切にしていくことが、相手との距離を縮めるということを検証しました。

 明日から、実践できるかどうかはわかりません。しかし、その気持ちは、大切にしたいと思います。

 きっと、学んだことのいくらかでも家庭の中で生かしていけば、子どもたちは、安心感の中で家庭での生活を送ることができるであろうし、お家の方に対して敬う気持ちも芽生えてくることでしょう。

 母親部では、毎年、夏休みには、このようなしゃべらん会を行なっています。秋には、つくらん会を実施し、実際に料理を作りながら、健康について考えていっています。本当に中味の濃い、五馬伝統のすばらしい行事です。昨年は、麹を使った料理作りを行なっています。みんなで食から子育てを勉強しています。

 あっという間に時間が過ぎていきました。最初は、緊張気味だったお母さんたちも終わりごろには、みんな心も打ち解けていました。