かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

小学校での授業をみました

2009年11月07日 | Weblog
 金曜日の昼から、三光地区にある小学校にへき地教育研究大会に行きました。子どもたちが意欲的に学習にのぞんでいました。なんとなくあったかな雰囲気の中で学校生活を送っていて、笑顔もとてもいい感じでした。「あっ、かったか先生。」中学校にきょうだいがいる子どもたちから声をかけられました。



 かったかくんも2校目に赴任した小学校がへき地校でした。今は、廃校になっている小学校です。最初に赴任したのが、大規模校でした。1500人の学校で、一学年が6クラスでした。マンモス学校です。

 その後、分離しました。そして、次の赴任した小学校が全校生徒50人の小学校でした。新任地のことしか知らなかったので、人数の少なさにしばらくは、とまどいました。まして、4,5年生の複式学級を担当したのです。

 わたり授業?なんのこと?AB方式の授業?!聞く言葉が理解できない・・・。カルチャーショック気味でした。今では、そのときのお家の方や、生徒たちと家族のようにつきあっています。しかし、赴任した直後は、複雑な思いでした。すぐに地域のあたたかさに触れ溶け込むことができました。



 わたりの授業。2つの学年で、こっちの学年を教えているときは、もう一つの学年は、プリント学習や作業。あっちいき、こっちいき。でも、それでも授業は、楽しかったです。

 AB方式の授業・・・国語科や理科などで行われていました。国語科では、言語活動は、別にしますが、同じ学年で同じ教材を使って授業をします。それで良かったかどうかは、わかりませんが、4年生が終わるときは、5年生の理科の授業は終わっていました。4年生が5年生になったときは、複式が解消されたので、5年生では、すでに理科はならっていたので、6年生の授業を進めました。今では、考えられないけど。





 魚釣り大会、ゼンマイを集めての「ぜんまい文庫」、しじみとり、ウォークラリー大会、いちごとり、いも料理大会・・・全校でも学年でも毎月のようにいろんな楽しい行事がありました。と言っても学習は、きちんとしていた(させていた?)ので、ゆとりと学習の両立がありました。今生徒たちは、社会の一線や家庭の中で奮闘・活躍をしています。




 三光の小学校に行き、授業にそして、授業が終わったあとの子どもたちの姿は、とても素朴でさわやかな雰囲気がありました。小学校で育ったその姿を中学校で失わせてはいけないという責任を感じました。

年に一度のソフトボール

2009年11月07日 | Weblog
先生になって、まもなく30周年記念を迎えようとしています。この間こそ、新採用として、中津の小学校に赴任をしたと思っていたのに、もうすぐ、30年です。まさに時代は速く動いています。



 この季節になると、毎年、大分県の教職員のソフトボール大会が大分市で開催をされます。新採用の時から、ほぼ完璧に出席です。中津の先生たちでチームを作り、参加をしています。新採用勤務が終わり、勤務地の関係で1回だけチームは変わりました。大分市でその日結婚式があり、ユニフォームの上に、背広を出て、披露宴が終わってからすぐに日岡の方の球場まで駆けつけたこともあります。




 なんどか優勝もしています。
 今のチームは、この大会に2つに分けて出ています。勝つことを目的としているチームと、勝っても負けてもいいチームです。かったかくんは、最近は、後者のチームで出ています。それは、年齢??前泊をするので、それが目的??プレッシャーもなく試合ができます。



 試合会場もたくさんあるのですが、我がチームは、坂の市中学校で行われました。対戦も坂の市中学校単独チームです。我がチームは、平均年齢の高さはどこにも負けません。相手は、見るからに、若さが違います。ピッチャーの球にも勢いがあります。



 試合は、予想通り、相手のペースです。なんと、初回に4点入れられました。でも、予想を裏切る動きで、4点を入れ返し同点。おおやるじゃないか。



 それもつかの間、徐々に点を入れられ、11対4で最終回を迎えました。中津への帰り方もベンチで話をしていました。
「どこか寄る?」「まっすぐ帰る?」
すると、ランナーがでるでる。そして、ヒットが続きます。


11対8となりました。まったく予想外の展開です。なんと、2アウト満塁で打席がまわってきました。
「かったかちゃん、ホームランでサヨナラで。」
おっ、ちょっとプレッシャーじゃあないか。今回は、4番ですが、それまでの打席であまり打ててなかったので、自信もなし。



 こうなれば、行くしかない。初球、来た球を打ちました。なんと右中間を抜けるかどうかの予期もせぬ鋭いあたり。もしかして・・・。ホームラン?!えっ?!サヨナラ?!



 でも、センターが球に追いついて処理をしました。結局2塁打でした。でもランナーが2人帰って、11対10までになりました。すごい試合。さらにランナー2、3塁。次のバッターに期待。しかし、そこは、勝っても負けても誰もが気にしない月見草チーム。期待に応えて、そこまででした。



 年に一度の大会です。年々、こういった行事も少なくなっている中で、いろんな学校の先生たちと同じチームで和気藹々と楽しむことができました。

 ちなみに写真は自分ではありません。