かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

危機の中でのまとまり

2009年11月19日 | Weblog
 今、インフルエンザが猛威を振るっています。いつ収束するかわからない状態が続いています。明日からは、勤務する学校でも、一つの学級が2回目の学級閉鎖となります。



 換気、うがい、手洗い・・・いろんなことを試みますが、減ったかと思うと、急激に増えたりで波があります。近隣の学校では、学校閉鎖が何校か出ています。学校での文化的な祭りも延期になったりしています。



大きな行事が思いもかけず変更することもあります。変更になることでいろんな思いがあり、意見が出されますが、みんなの心が割れることなく乗り越えていきたいものです。




今回のインフルエンザは、生徒たちがかかっても、先生たちは、ほとんど罹患しません。いろいろ言われているのですが、抗体があるのでしょう。



 先日も書いたのですが、インフルエンザによる影響が様々なところに及んでいます。学校だけではなく、生徒たちに関わる機関ではその対応も大変だと思います。今までになかったことだけに、それぞれが対応に追われます。自分自身が学校の窓口になっている中では、学校が多くの人たちに支えられて動いていることに実感を持ちます。今日もいろいろとご苦労されている話を聞きました。こんなことまで考えてくれているのか・・・と生徒たちには見えませんが、感謝することが多いです。





 夜は、PTAの専門部会がありました。PTA研修旅行の最終決定についての話でした。インフルエンザによって、この企画も延期になっています。年末近くになって、いろんなPTA活動が入っていて、日が詰まっています。その調整をしました。





PTA会長さん、生活指導部長さん、研修部長さんたちがリーダーとなって前向きにいろいろ考えてくださり、少しずつ日をずらしながら、日程を決めていきました。それぞれの事情があるので、難しい部分もありましたが、みんなができるだけ支障のないように、心配りをしてくれました。まとまりを感じさせてくれます。




「危機管理」という言葉をよく耳にしますが、「危機」つまり突発的なことがおこったときに、どのようにみんながまとまって対応していくかが、取り組みをしていく中で大きな力になると今年一年過ごしていく中で、感じます。学校活動の中でもPTA活動でもみんなでやっていこうという中にいられることがうれしく思います。

天領が燃えた11月

2009年11月19日 | Weblog
 先日、子どもから、メールで写真が送られてきました。上の写真がそれです。11月13日から15日までの間で日田で行われた、「千年あかり」の写真でした。



 昨年は、かったかくん自身も行こうと思ったけれど、雨でした。今回は行ってみようと思ったけれど、行事で行くことができませんでした。今年は天気もよく秋の深まりゆくなか、3万本の竹灯篭が花月川や豆田町に埋め尽くされたようです。



 ホームページによると、
 『過去千年 未来千年・・・過去の歴史をひもといて今ここであかりをともして立ち止まり、さらに未来へとつなぎ、この町にも歴史にも光があたってほしい』との願いの千年あかりです。平成17年から行われている新しい行事です。




 一昨年、日田のアパートから家に帰る途中、花月川を横切りました。川全体がほのかに燃えているようで、その美しさに驚きました。車を止めて川沿いを少し歩いてみました。




 最近、臼杵竹宵、中津では、寺町灯篭祭りなど、ろうそくよるイベントがあちらこちらで行われています。時代が流れ行く早さ、急激な変化などで生活があわただしくなっていく中で、スローなそして暖かなものを追い求めているのでしょうか。
 




街ではクリスマスのイルミネーションが光っています。これもまたきれいです。その中でもろうそくの揺れる明かりは、見る人を優しくさせてくれるような気がします。
 


夏祭りや花火大会などとは違った趣のあるムードを創り上げています。

秋が深まりゆく中、子どもたちは、心を潤してきたようです。

朝のコミュニケーション

2009年11月19日 | Weblog
7時。早朝。学校に着くと何人かの先生たちがもう来ています。ちょっと雑談をしながら過ごした後、子どもたちが本格的に来るまでに、いろんなことがしたり、あったりします。

 
 まずは、今日一日の流れを書いたレジメを印刷します。「先生、レジメのイラスト、もう古いですなあ。12月になろうとしているのに、まだ、栗のイラストですよ。」と大目付の先生もいます。でもありがたいです。チェックが入ります。


7時30分。しばらくして学校に朝の音楽をかけます。「これは、どうですか。」と最近、図書室の先生がどっさりとCDを持ってきてくれました。三光中学校の図書館には、軽音楽のCDがたくさんあります。充実した図書館です。



その音楽のリズムに乗りながら、次は、校舎の廊下や階段、便所を掃除して回ります。校舎の中で、季節を感じたり、生徒の雰囲気を感じたりします。そのとき、掲示物などがはげているものがあれば、修正をします。回っていると、教室で朝早くから、宿題をしている生徒が数名います。「こんなに早く。」「学校の方がやる気が出る。」次第に生徒たちがやってきます。



 ちょっとだけ、生徒たちと話をします。朝の気持ちのいい清涼剤です。



今日は、「先生、ネクタイ忘れた。どうしようか。」という生徒も。それが終わってから、職員室に戻り、電話の対応などをしながら、時間を過ごします。そして、先生たちと8時頃から、校門に立ちます。


 
 子どもたちのいろんな姿を見ることができます。「おはようございまーす。」と元気よくあいさつをする生徒。目を伏せがちに通り過ぎていく生徒。遅刻気味に来る生徒・・・。きっと、家庭での嬉しかったこと、悲しいこと・・・口では言わないけれど、いろんなドラマを背負ってくる生徒も多いのでしょう。あいさつをする姿を見ながら、いろいろ感じることが多いです。生徒を迎えながら、自分の中学校生活を思い出します。



 中学校生活も友達や先生たちには、恵まれました。しかし、自分の中で、中学校時代、乗り越え切れなかった悔しい部分があり、今でも後悔をするものがあります。だから、我が子にはという思いで子どもには、接しました。また後日書きますね。


 8時15分。職員室に戻ったら、すぐに朝のミーティングです。充実しています。



 三光中学校に再び赴任して、8ヶ月が過ぎようとしています。ペースを何とかつかみながら、歩いています。