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桑田投手の講演を聴いて

2009年11月28日 | Weblog
 「夢を実現させるためには、思っていても口だけで言ってもだめ。行動をおこそう。」


という話から元ジャイアンツの桑田真澄投手の話が始まりました。


 柳ヶ浦高校100周年記念事業で桑田投手の講演会が行われました。PL学園、ジャイアンツ、パイレーツと歩いてきました。どのような考えを持っているのか興味がありました。学校関係の人や部活動に入っている学生などが会場を埋め尽くしました。




 プロでは、バッターのボールとバットの当たる位置が1センチずれで、外野フライとホームランに分かれるという話。投手のリリース位置(ボールを離す位置)が1センチずれると、バッターボックスにボールが到達するときには、30センチのずれが生ずる・・・そのくらい厳しい世界で結果を残していかなければ、辞めていかなければならない。


 プロで結果を残すためには、表と裏の努力が必要である。

表の努力は、技術的であり、体力をつけるための努力である。桑田投手自身体が小さかったので、多くのコンプレックスがあり、特に、清原選手と出会ったときは、今までの栄光とは違って挫折も感じたという。清原選手は、高校1年生で、練習ではホームラン性のあたりを飛ばす。

一方桑田投手自身は試合で投げれば、打たれるという日々が続いた。でもあきらめなかった。“わたしだからできる”“あきらめてはいけない。ベストを尽くせ”という気持ちで歩いてきた。日々の努力で技術と体力をつけていかなければならない。




 裏の努力。運とツキである。待っていてもやってこない。行動を起こしていると、それが回ってくる。つまり、おれはだめだなあ・・・などネガティブな人には、運やツキが回りにくい。今しなければならないことに目を向けにくい人は、運が逃げる。

しっかり、運とツキを貯金していく必要がある。桑田哲学を会場の人たちに話していきました。学生時代、トイレ掃除、あいさつ、返事は誰にも負けなかった。また、短時間集中型で学習や部活の練習にも努力を続けてきた。




分からないときは、勉強の方法やこつなどをできる友だちに聞いて回ったなど、経験から実力をつけるまでのプロセスも語ってくれました。


 自分自身を振り返りながら、講演を聞くことができました。

写真は、教えた生徒の甲子園予選の試合を見に行った時のものです。