ちょうど10年前、最後のクラス担任。やっぱりクラスをもてることが、先生をしているときに生徒たちとたくさんのいろんなドラマを共有することができます。その生徒の中に優くんがいました。昨日は、優くんの結婚式でした
「先生、2日はよろしくお願いします。」何度か優くんから電話がありました。最後の担任は優くんたちでした。何かにつけていろんな思い出がよみがえってきます。そんな中で、優くんの結婚式に行ってきました。
行くと、ゆうたくん、いっこうくん、じゅんくんなど懐かしい顔がありました。式前に優くんに会いました。久しぶりに会う優くんは、またいちだんと頼もしくなっています。
優くんは、中学1年生の時と、3年生の時に担任をしました。また、小学校勤務時代も担任はしませんでしたが、低学年にいました。だからいろんな思い出がたくさんあります。
あたたかな家庭の中で、まっすぐに成長していきました。優くんが生徒会長で、老人施設訪問などを行っていったこと、サッカーのゴールキーパーとして毎日遅くまで泥だらけになりながら練習をしていたこと、合唱祭のクラス合唱で、みんなでカーペンターズの「イエスターディワンスモア」を英語で歌い上げたこと・・・祝辞の中で、優くんがリードしてくれたことを話していきました。
何かにつけ感動があった結婚式でした。それは、優くんとお嫁さんになるあきこさんが、結婚式に『感謝』というテーマを持っていたことです。それは、新郎新婦お互いに対して、新郎新婦の親に対して、家族に対してはもちろん、結婚式に来ているすべての人たちに対しても同じです。
結婚式の最初から、披露宴の終わりまでそれが貫かれていました。優くんたちらしいぐっと来るサプライズな計らいがたくさんありました。
お嫁さんに対しては、優くんが一緒につけていたリングを内緒で、ペンダントにしてあげていました。言葉をつけてのプレゼント。また5月には、お嫁さんのあきこさんの誕生日。優くんがスポンジケーキを買ってきて自らの手づくりのケーキを作っていました。
あきこさんは、大阪に優くんがいるので、準備の多くは、あきこさんがしています。でもいろんなとまどいがあったと思います。優くんに対しての思いは、熱いものがありました。
優くんにあてた手紙、そして、文字入りの大きなクッキーを焼いていました。それは、ホワイトデーに優くんからクッキーをもらったうれしさからクッキーを焼いたというのです。
優くんたちのおじいちゃんやおばあちゃんには、自分たちを成長させてくれたお礼を伝えました。おばあちゃんの席まで行って、言葉を述べていました。おばあちゃんたちの目から涙がこぼれていました。スライドの中にもたくさんの写真とお礼の言葉がはいっていました。
お父さん、お母さんに対しても言葉、スライドの中で伝えていました。親を大切にしているという気持ちが来ている人たちにも伝わってきました。きょうだいたちにも同じです。きょうだいたちもしっかりと結婚式そして、披露宴をサポートしていました。私たち一人ひとりにカード一杯にていねいな優くんの独特な字でお礼の言葉が書かれていました。読みながら感激をしました。
今度の結婚式に、優くんのおじいちゃんにぜひ出席をしてもらいたいと願ったふたりでした。しかし、それをかなえることなく他界してしてしまいました。きっと二人の幸せな姿を天国から見守っていたことでしょう。
おじいちゃんが、自筆で卒業文集に、
「若いときは、二度とない。頑張れ!人の痛みをわかる人になって下さい。」
とコメントしていました。優くんは、おじいちゃんの願う人に十分になっていますよ。名前の如く、いろんな人に気遣えるうんと、「優しい人」になっていますよ。
これからうんとうんと幸せな家庭を築いていってくださいね。初夏の爽やかな風が吹いた会場でした。
「先生、2日はよろしくお願いします。」何度か優くんから電話がありました。最後の担任は優くんたちでした。何かにつけていろんな思い出がよみがえってきます。そんな中で、優くんの結婚式に行ってきました。
行くと、ゆうたくん、いっこうくん、じゅんくんなど懐かしい顔がありました。式前に優くんに会いました。久しぶりに会う優くんは、またいちだんと頼もしくなっています。
優くんは、中学1年生の時と、3年生の時に担任をしました。また、小学校勤務時代も担任はしませんでしたが、低学年にいました。だからいろんな思い出がたくさんあります。
あたたかな家庭の中で、まっすぐに成長していきました。優くんが生徒会長で、老人施設訪問などを行っていったこと、サッカーのゴールキーパーとして毎日遅くまで泥だらけになりながら練習をしていたこと、合唱祭のクラス合唱で、みんなでカーペンターズの「イエスターディワンスモア」を英語で歌い上げたこと・・・祝辞の中で、優くんがリードしてくれたことを話していきました。
何かにつけ感動があった結婚式でした。それは、優くんとお嫁さんになるあきこさんが、結婚式に『感謝』というテーマを持っていたことです。それは、新郎新婦お互いに対して、新郎新婦の親に対して、家族に対してはもちろん、結婚式に来ているすべての人たちに対しても同じです。
結婚式の最初から、披露宴の終わりまでそれが貫かれていました。優くんたちらしいぐっと来るサプライズな計らいがたくさんありました。
お嫁さんに対しては、優くんが一緒につけていたリングを内緒で、ペンダントにしてあげていました。言葉をつけてのプレゼント。また5月には、お嫁さんのあきこさんの誕生日。優くんがスポンジケーキを買ってきて自らの手づくりのケーキを作っていました。
あきこさんは、大阪に優くんがいるので、準備の多くは、あきこさんがしています。でもいろんなとまどいがあったと思います。優くんに対しての思いは、熱いものがありました。
優くんにあてた手紙、そして、文字入りの大きなクッキーを焼いていました。それは、ホワイトデーに優くんからクッキーをもらったうれしさからクッキーを焼いたというのです。
優くんたちのおじいちゃんやおばあちゃんには、自分たちを成長させてくれたお礼を伝えました。おばあちゃんの席まで行って、言葉を述べていました。おばあちゃんたちの目から涙がこぼれていました。スライドの中にもたくさんの写真とお礼の言葉がはいっていました。
お父さん、お母さんに対しても言葉、スライドの中で伝えていました。親を大切にしているという気持ちが来ている人たちにも伝わってきました。きょうだいたちにも同じです。きょうだいたちもしっかりと結婚式そして、披露宴をサポートしていました。私たち一人ひとりにカード一杯にていねいな優くんの独特な字でお礼の言葉が書かれていました。読みながら感激をしました。
今度の結婚式に、優くんのおじいちゃんにぜひ出席をしてもらいたいと願ったふたりでした。しかし、それをかなえることなく他界してしてしまいました。きっと二人の幸せな姿を天国から見守っていたことでしょう。
おじいちゃんが、自筆で卒業文集に、
「若いときは、二度とない。頑張れ!人の痛みをわかる人になって下さい。」
とコメントしていました。優くんは、おじいちゃんの願う人に十分になっていますよ。名前の如く、いろんな人に気遣えるうんと、「優しい人」になっていますよ。
これからうんとうんと幸せな家庭を築いていってくださいね。初夏の爽やかな風が吹いた会場でした。