かったかくんのホームページ

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母の日に

2010年05月11日 | Weblog
先日の日曜日は、母の日でした。以前は、母の日には、いろんなプレゼントをして、母も喜んでくれていました。しかし、今は、母に話しかけることが母への贈り物だと思っています

この間の日曜日は、母の日でした。日田で講演会が行われました。あまり遅くなると、夕飯とがちあってしまうので、少し、講演会を抜け出して、母のところに行きました。


 風呂上がりの母は、気持ちよさそうな顔をしていました。
「会いにきたよ。」
と言うと、少しだけ目を開けて迎えてくれました。持って行ったお菓子を食べさせながら、話しかけました。時には、話が伝わり、母の顔の表情も少しゆるんだような気がしました。


母の日に、姉たちからも贈り物が届いていました。なかなか話が通じなくてもみんなにとっては大切な母なのです。

 先日は、姉たちが母のところを訪問してくれて、ご飯を食べさせてくれていました。孫の子どもたちも一緒に母のところに行ってくれました。


 病気をしていても、親って、いるだけで存在感があります。いるだけでいいのです。父が床に伏していても、父の偉大さがありました。あたたかく母と育ててくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいです。だから、母には、いつまでも父の分までも長生きをして欲しいと願っています。



 連れ合いにも、子どもたちみんなからプレゼントをもらっていました。とてもうれしそうでした。いい時間の流れも、ときには、よどんだ中での時間も過ごすこともあるでしょう。でも関わりを大切にしながら、家族の絆を深められたらなあと思います。

 出典はわかりませんが、ある詩集からです。



何年ぶりだろう         母と、この道を歩くのは
この道は、いつか        小学校へ通った道
ゆっくりと坂道をあがる母    爪先を見つめるように歩く



その背中が、また小さくなった  僕の口から言えないけれど
あなたの人生          これで良かったのですか
いつの時代も苦労ばかりで    家族の為に生きてきた



これからは           あなたの為に生きてください
誰のためでもなく        あなたの為に