







子どもの結婚式関係において、先週の土曜日にすべてが終わり、ほっとしています。土曜日には、子どもの結婚での地区の「村回り」と「おたる」がありました。
「村回り」は言葉から意味がなんとなくわかると思います。かつては、嫁ぐ人は結婚式に行く前に、地区を回ってから、式場に行っていました。
また嫁いでくる人は、結婚式が終わってから、式場から戻り、地区を回っていました。自分たちの時代のころは、双方とも花嫁衣裳をきて回るのが風習になっていました。花嫁衣装を着て歩いて回るのも大変だったでしょう。子どもの頃は、お嫁さんが回って来る時間になると、みんなが家で待っていました。嫁いでいくために、姉たちが村回りをしているときは、何となく寂しさを感じました。
しかし、現在は、衣装までは着て回ることはありません。
「村回り」も「おたる」もはかつては結婚式が終わってから行われていました。すごく煩雑でした。今は、日を改めてというのがほとんどです。また地区によっては、このようなしきたりを廃止したり、結婚式に「おたる」をかねて、地区の方を呼ぶところもあります。
土曜日の「おたる」。20数年前のかったかくんの時は、結婚式が終わってから、家に戻り、村周りを済ませ、そして、地区の女性の方たちが「お喜び」に来て、そして、帰ってから、男性が「おたる」に来ました。
「おたる」とは、長男がお嫁さんをもらうときに、地区の男性が家にやってきて、お酒の席を持つものです。樽わりもありました。今回は、地区のお祭りの役員の方と、地区の方をよびました。
一昔には、一晩中にぎわったそうです。そうなれば、お嫁さんも大変です。
今は、料理店を借りての「おたる」です。教えた生徒の店で行いました。その生徒ももしっかり料理店の跡をとっています。いろいろ配慮をしてもらいました。結婚式と同じ日ではないので、ちょっと余裕がありました。バスで地区の方を迎えに来てもらいました。お店では、カラオケを歌ったり、料理を楽しんだりにぎわいました。
地区の結びつきも大切にしなければなりません。このようなことをきっかけにさらに地区のまとまりができればいいと思います。
とりあえず、終わってよかった、よかった。