







今、金曜日の深夜、テレビ朝日系列で東野圭吾原作の「秘密」というドラマが放映されています。ちょっと気になっていた本です。最近、文庫本を読んでいました。ドラマにもなり、現在放映をされています。
実家に帰る途中のバスの事故に母親と娘が遭遇しました。母親は亡くなります。娘はかろうじて一命を取り留めます。病室で寝ていた娘が言葉を取り戻すのですが、娘の体は、母親の魂が移っていたというストーリーです。
大林宣彦監督の作品に「転校生」があります。その映画は、尾道の階段で落ちるとき、男女が入れ替わるというある意味、コミカルなストーリーです。
でも「秘密」は東野圭吾の「ヒューマンドラマ」です。夫は、娘にどう接していくのか、娘の魂の母親はどう夫と向き合うのか、周りと向き合っていくのか・・・人間愛、夫婦愛、家族愛・・・せつないものを感じさせます。一昨日のストーリーの娘の祖父との再会の場面では、ぐっとくるものがありました。
10年ほど前、広末涼子が娘役として映画化もされています。
そんなストーリーを父親役に佐々木蔵之介、娘役を志田未来が演じています。役にぴったりとはまっています。
すでに4話終了しています。見逃した方は、「テレビ朝日」「秘密」から検索して、番組ホームページの「ストーリー」に1話ごとのおさらいがあるので、是非、4話まで追いついて、5話から見て下さい。
秋の夜長にお薦めです。