かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「夢の途中」発信

2011年04月09日 | Weblog
10年ほど前、三光中学校に勤務していたときに、お世話になったのが佐々木さんです。佐々木さんは中津警察署の駐在所の駐在官でした。生徒指導の関係でいろいろと気を配ってくれました。それ以来、何かと連絡を取らせてもらっています。自叙伝「夢の途中」が今、新聞の記事になっています

 佐々木さんは、かつて、三光の駐在所に勤務していました。生徒指導などの関係でいろいろとお世話になりました。それ以来のお付き合い。昆虫博士としても有名です。


 日田に中学校に勤務になった時に、佐々木さんから、アパートを紹介してもらいました。また五馬中学校の位置がよくわからないと言ったら、アパートから中学校までパトカーで先導してくれました。赤色灯をつけていたので、狭い道ですれ違う車が、すっとよけてくれました。




 当時佐々木さんは、上津江の勤務でしたので、時間を見つけては、遊びに行かせてもらいました。オートポリスやフィッシングパークにも連れて行ってもらいました。昆虫博士として有名な佐々木さんです。



 そんな佐々木さんから、先日、電話がありました。
「ちゃんと、新聞見ているか。」
「何か載っていますか。」
「メールに書いていただろう。」
「おっ、パソコンのメールはあまり開けていない・・・。」



 現在西日本新聞で、佐々木さんの自叙伝が掲載されています。早速、新聞を買いに行きました。すごい。
警察官として勤務しながら、昆虫について研究をしています。その様子などが詳しく書かれています。



 今日も、電話が。
「メール見たかい?」
「あっ、あれ以来見ていない。」
「新聞買わなくていいようにちゃんとメールで原稿を送っているよ。」



 しっかり読ませてもらいました。いつまでもエネルギーいっぱいの佐々木さんです。

8日・・・今日は始業式

2011年04月09日 | Weblog
今日から新学期のスタートです。生徒たちもクラス担任は誰になるのか、部活顧問はだれになるのか、朝から気持ちも高まっていました。始業式のあとに、発表。それぞれの生徒が充実した一年を創り上げて欲しいと願っています



新学期には、次のようなことを始業式で話をしました。



『教頭先生から、今年度U校長先生のあとを受け継いで校長先生になりました。先生の目標は、みんなや先生たちがよりよく学習や生活の環境づくりができるように頑張っていきたいと思っています。



 3月に大震災がありました。この話は、入学式の時にも話します。言葉では言い表すことのできないむごい災害でした。


 宮城県の大川小学校では、3分の2の児童が津波にのみ込まれていきました。この学校でいうと、80人近くが津波に流されていったということです。私たちは、生きていることに感謝し、その中で、今、生きていること、一度しかない人生を充実させて欲しいと願っています。



 そこで一つだけ話とお願いをします。一度しかない人生、幸せと思うこと、嬉しいと思うこと、楽しいと思うことを100個感じてもらいたい。見逃せば、何気ないことでも見つめる目がしっかりしていると、感動することも増えます。



 たとえばの話です。この春休み、吹奏楽部が階段などの清掃をしてくれていました。朝、階段にいくと端によくたまっているくずがないのです。K先生に聞くと、吹奏楽部の生徒がしてくれていたとのこと。先生は、それを見ているK先生もすごいと思いましたし、技術だけでなく学んでいることを学校に還元できている吹奏楽部のメンバーにも感激をしました。




 悪いところを見つけていくのではなく、人の良さや自然やものの素晴らしさをいっぱい発見してもらいたいのです。



 生活している中で、全て良いことだけでないと思いますが、素晴らしい部分を受け止められる心の容量、キャパがたくさんあれば、きっと人に対する思いやりだとか優しさが溢れてくると思います。



 1年間で100個も体で感じたなら、受け止めることができたならあなたたちの生き方も変わると思います。



 そして、それをクラスで取り組んでいる日記や生活記録ノートに記して先生に見せてください。わたしも校長室に廊下から入ってすぐ左に箱をおいておきますので、良かったら、記したのを見せてください。先生も精一杯返事を書きます。



 みんなでこの学校で過ごせて良かった、たくさんの楽しいことがあったよ、と一年経ったとき言える学校をみんなで創っていきましょう。