

今週末は、中学校の卒業式です。今週、学校では卒業式のリハーサル、そして、卒業式本番を迎えます。別れの季節を実感します。
わが子も新しい生活のスタートを切ります。スタートのために、昨日、今日と帰省をしていました。
門出となります。自分の父や母が元気だったら、孫の門出をどのくらい喜ぶことだろうと思います。父は、孫の高校合格が決まった時に、ちょうど入院をしていました。看護師さんたちに合格したことを喜んで伝えていたようです。
父の見舞いに行った時に、「お子さんが、高校を合格したそうですね。喜んでいましたよ。」と看護師さんが話してくれました。でもそれから、数日して亡くなりました。
父や母は、一緒になって、ずっと育てることに協力してくれました。孫が自立する晴れの門出を迎えた時は、父は他界し、母は病気と闘っています。
時の流れに逆らうことはできません。昨日、今日といろんなことをしながら、門出の前に帰省した子どもと話ができました。
子どもが父や母への「感謝」を心に思っているだけでも、うれしさを感じます。
親として自立していく子どもに対して、喜びと一抹の寂しさがありますが、親としての大きな責任を果たせたことに安堵感を覚えます。
新しい家庭と新しい職場で周りの人たちを大切にでき、健康で前向きな生活を送ってくれることを願っています。そして、幸せな生き方をして欲しいです。