かったかくんのホームページ

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「どんど焼きが春を呼ぶ・福を呼ぶ」

2018年02月11日 | 大分県
寒波が再び訪れました。

今日は、地区のどんど焼きです。どんど焼き・・・いろんなことが言い伝えられています。

かつては、子どもたちが子ども会で何日かかけて、かまを持って、竹を切ったりしていました。


今では危険すぎてそんなこともあり得ませんが、子ども会の恒例行事で、上級生に連れられて、竹が生えている川岸に行っていました。子どもたちの数も少なくなり、文化が変わり、今は大人がしっかりと準備をしています。

「1年中の身体健康・無病息災・家内安全・五穀豊穣」~特に御神木が倒れた方角の地区が豊作になると言います~

「書き初めの紙を燃やしたら、字が上手くなる。」

「燃やした書き初めの紙が高く舞い上がると習字が上手になり勉強もできるようになる。」

などとも言われています。

もっと燃やせばよかったかも・・・。 お守り、いただいたおふだなども燃やします。「正月飾り」を燃やしたりしています。神様を空に送る、つまり「正月の神様」が空に帰っていくという意味だそうです。
 

地区にとっては欠かすことのできない2月の大切な大きな行事となっています。
 


今日は雪の降る朝でした。朝から地区の人が出て、竹を立てたり準備を進めていきました。何もなかった田んぼは、見事にどんど焼きの竹が積み重ねられていきました。


御神木に、赤青の色水引がたなびいているのがまた趣があります。冷たい風に優雅に踊っています。


どんど焼きの雰囲気が出てきました。


午後からは、団子汁など準備して、地区の交流の場を作っていきました。雪が舞って寒い。寒さも楽しみのためには我慢です。
 

準備万端。
時間になり、おもちを焼く網などを片手に地区の人たちが集まってきました。
地区にある「もみじ園」の園生たちがもちまきをしてくれました。このもちを使っておもちを焼くことができます。

感謝です。

たくさん拾うことができました。「もみじ園」も地域に根ざした活動をしています。おもちをまいたあとは、園生も一緒に交じって、団子汁を食べたり、交流しています。


笑顔の花が咲いて、会話も弾みます。
 

火入れをさせてもらいました。煙が空に昇っていきます。


竹のかっぽ酒なども湯気があがって、ふるまわれていきました。
団子汁、豚バラ・・・などたくさんの食べ物もあります。田舎の田んぼでのパーティとなりました。
 




竹が火によって、「パン。パン。」とはじけます。残り火を使って、おもちを焼く竹が灰に向かって伸びています。
 


どうか、今年も地区にとって、よい年を過ごすことができますように。楽しい一日を過ごすことができました。