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「教育の流れのポイント~研修会から~」

2018年02月14日 | 大分県
今日は、出張3つの出張三昧でした。
春一番が吹く中ですが、朝は、一面の白い世界でした。
白い世界?それは、深い霜に台地が覆われていました。
寒暖差の激しい一日となりました。


 
午後から、中津市の小中学校の先生方が集まって、「教育課程研究協議会」が開催されました。
  

小学校では、東京オリンピックのある2020年から、中学校はその次の年の20121年に新しい学習指導要領の全面実施となります。

学習指導要領とは、国が定める教育過程・内容の基準です。学校ではこれに基づいて教育が展開されます。

新しい学習指導要領の全面実施ということは、教育が変化するということです。
グローバル化への対応、人口知能の進化などによる新たな・未知なる時代への対応を子どもたちはこれから迫られることになります。

今の教育は知識を詰め込むことが優先され、子どもたちは丸暗記するのは得意であるが、論理的な思考が苦手で、判断力や意思決定力やコミュニケーション力が弱くなってきているということからです。
 
 

よく、「特別の教科 道徳」・「外国語の教科化」・「アクティブラーニング」「主体的・対話的で深い学び」などの今回の改訂の言葉などをよく耳にすることでしょう。

言葉は覚えても内容を理解するのもまたひと苦労です。

まだまだ2年後、3年後からなんだといいますが、先行実施する内容があります。
また改訂に伴い、教育課程の編成など実施のための準備をしていかなければなりません。

「特別の教科 道徳」は小学校では、今年の4月から、中学校では、来年からスタートとなります。
 

これから、知識がもとにしながら、知識から深い学びへとつながる授業が求められ、展開されていきます。

①何を理解しているか、何ができるか(生きて働く知識・技能の習得」
②どのように学び、理解していること・できることをどのように使うのか「未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」の育成」
③どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか(学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等」の滋養)


ということが今回の改訂の大きなポイントとなるのです。
  

今日は、来年の4月から中学校で実施される道徳の全体計画や探究的な学習として、①課題設定②情報の収集③整理・分析④まとめ・表現というスタイルをとりながらの総合的な学習の時間の全体計画作成などの実践交流をしていきました。

お互いに情報の収集~~☆整理・分析をしながら、見えてくるものもありました。
  

学校では、新しい教育課程の編成・・・これからが正念場となります。
日々学びです。