今日は、寺町に家のお墓がある菩提寺での
「お施餓鬼」
法要がありました。
多くの方が、法要に来ていました。
「お施餓鬼」法要とは、ネットで見ると、
『餓鬼とは、亡くなった後に餓鬼道(がきどう)に堕ちてしまい苦しんでいる人たちに、お供え物をしたりお経を唱えたりすることで苦しみを癒してもらう行事です。
餓鬼道に堕ちるのは、生前にむさぼる心を持っていた人や、卑しい行為をした人とされています。
施餓鬼は、常に飢えと渇きに苦しんでいるとされる餓鬼に施しをすることで、自らの徳につなげるのがねらいです。
多くの地方において、お盆はもともと
「先祖だけではなく餓鬼にもお供えをする」
ものでした。
先祖のためにお供えをする「盆棚」を作ると同時に、「餓鬼棚」を作る風習があったのはこのためです。
このことからも、お盆の時期に施餓鬼を行うことは自然の流れといえるでしょう。』
毎年、お盆前の8月9日にこの法要が行われ、法要のあとに、卒塔婆をいただき、お墓に飾ります。
毎年、コロナ感染拡大などがあり、久しぶりに法要に出ました。自分自身が法要に思い出があります。
幼い頃、父や母に連れて行ってもらいました。
法要のあとで出される料理が楽しみでした。
教員としての先輩の先生方も何人か、毎年来ていました。
しかし、病気などでだんだんとお寺に来ることができず、先輩方も旅立って行きました。
出ている方の顔が少しずつ変わっていきます。
毎年1回の法要に出ていると、時の流れを感じます。
父母から受け継いできて、今は、自分の番となっています。
今日は、卒塔婆をいただきましたが、台風のために、お墓に置くことができず、また後日、お寺に行きます。
法要の時も風がお堂の中に入ってきて、時折、ろうそくが消えたりしていました。
昼は法要、夜は、「とうろう祭り」です。
しかし、今年は、台風接近のために、残念ながら、「とうろう祭り」は中止になりました。