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お正月に日田に勤務したときに、いろいろお世話になった五馬の方から、新年の電話がありました。
「正月は、ゆっくりしていますか。」
と聞くと、
「いいえ、がんばってるよ。春の七草の出荷を正月三日ともするよ。」
という言葉。
スーパーなどに売っているパックに七草を詰めるために、正月を返上しているのです。それからちょっと、「七草」のことが気になっていました。
インターネットで「七草」のことを調べると、
「1月7日は、『七草がゆ』の日です。新年の初めに一年の無病息災を願い、また新年を無事に迎えられた事への感謝を込めて食べる習慣があります。
「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草」と和歌にも登場する『春の七草』。
おかゆにして食べる習慣は、はるか昔、平安時代の初めに中国から伝わり江戸時代に一般に広まって現在に至ったのだそうです。
最近ではスーパーなどでもパックになって売られていますが なかなか普段は耳に馴染みのない名前ばかり・・・。と思いきや、実は「すずな」はカブのことだし、「すずしろ」というのは 大根の事です。これら七草は、ハーブの仲間なのです。」
そうかあ。ちょっと勉強になったぞ。
七草を買って帰ったけれど、帰って思ったのは、今日は、誰もいない日なのです。ご飯は、自分でということです。明日、七草を食べようと思ったけれど、食材は、これしかない。インターネットで「七草がゆ」のところをプリントアウトして、料理をしました。うまいようなまずいような・・・一人寂しく食べました。
一日早い、「七草がゆ」の日となりました。ごりやくが薄くなったかなあ。