果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

みかんの花と長安へのタイムスリップ

2010年05月15日 20時48分25秒 | 日記・エッセイ・コラム

みかんの花の薫風にあわてて仕事をしている。
花の咲き具合は亀さんのスピードで、開花期間は長くなりそうである。
また生物多様性を維持するために、みかんにとってよい影響を与える草を残し、
悪い草は手で除草して、生き物たちの楽園を作っている。

確かに草があるとないのではそこに居着く生き物たちの数に格段の差があるのは事実だ。

今週の頭に仕事で中国の西安に行ってきた。
乗り継ぎなどでかなりハードだったが、はじめて訪れた古都はとても魅力的だった。
北の玄武・東の青龍・南の朱雀・西の白虎に守られた都市作りは、
日本の平城京や平安京も強く影響を受けたという。
空海や阿倍仲麻呂などの名前が出てくるところもおもしろい。
豊橋と同じで筆の産地というのもはじめて知った。
わたしが最もうれしかったのは下手な中国語が通じたのと、
西安の中国語が聞き取りやすかったことだ。
日本語と同じ「~です。」なんていう言葉もあるそうだ。
そんなことから自分の中では、悠久の時を超えて遣唐使の時代へタイムスリップしたような感覚が
どうもこの都市を身近なものにしてくれたようだ。
そして西安がある陝西省の形が、ある兵士俑と同じだと言う説明に、
私の頭の中はいっぺんに地図が広がった。
セリングポイントはわかりやすい説明を伴って、人々を大きく魅了するのである。

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