果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

ワールドカップ イン ドイツ2

2006年06月27日 21時30分54秒 | 日記・エッセイ・コラム

 残念ながら日本は予選リーグで敗退したが、国の威信をかけての決勝トーナメントはやっぱりすごい。超スーパースターの選手がなりふり構わずボールを追う。その姿には全力を尽くさなければ、容赦なく襲いかかる世論の厳しさもあるのだろう。『敗軍の将、兵を語らず』を貫いたジーコ監督の言葉の端端に、サッカー以外の日本のシステムに悔しさを感じさせられる。

 次期日本代表監督はジェフ千葉のオシム監督になりそうであるが、この人は言葉の魔術師らしい。オシムの『走ることと考えることを同時に・・・』という言葉を聞いたときに、自分自身の考えとシンクロした。農業を脳業と言ったのは、サイボクの笹崎さんだったと思うが、頭と体を同時に使って仕事をするのはとても疲労が激しい。そのため分業が発達したのだろうが、同時にできれば一流選手の仲間入りである。しかし一流選手の選手生命は短いため、今度は雇用という形態をとらなければならない。う~ん、難し。農業日本代表の監督のできる人いないかな~。

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ワールドカップ イン ドイツ

2006年06月15日 21時26分33秒 | インポート

 サッカーの観戦が毎晩の晩酌より好きな私、やはりすこし寝不足状態である。自身も小学校から高校までは運動場を駆けずり回っていたため、解説は少々うるさい。どちらかというと得点シーンより、それに至までの過程を重要視して応援しているため、献身的なフリーランニングやポジション取りをする選手に目がいってしまう。12日オーストラリア戦の敗戦はさすがにショック! 今日あたりからやっと18日のクロアチア戦にむけて頭が切り替わってきている。なんとしても勝利を・・・絶対勝つぞ~。

 サッカーで1点を奪うための過程、我が家のミカンやレモンもその過程と同じぐらいのドラマを経て皆さんのゴールに吸い込まれていく。ただそれがどうしてもゴールシーンのダイジェスト部分しか見えないところに、食べ物は簡単にできるという錯覚が生まれてしまっていると思う。がんばれ日本の農産物!サポーターの皆さん、応援をよろしくお願いします。

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レモン寿司めし

2006年06月02日 21時15分50秒 | 日記・エッセイ・コラム

ある雑誌を読んでいるとき、平松洋子さんの【台所の時間】というエッセイに目がとまった。ちょうどレモンについて、思い出や料理への使い方が軽妙かつ比喩表現いっぱいに書かれていた。引き込まれる文章、出しゃばりすぎない落ち着いた写真にイメージがわいてくる。『レモンというものはつまり、料理に変幻自在のエネルギーを注入する調味料、目もくらむ魅惑のソース・・・』というまとめと、レモンを語るときによく登場する梶井基次郎の『檸檬』で締めくくっているのも共感させられた。

またその雑誌の別のページにはお寿司の特集もあったので、私の頭はデフラグをしたように効率的になり、情報と過去の記憶が融合!晩ご飯は、レモンすし飯で手巻き寿司を作ってみようということに。無農薬レモンを皮ごと細かく切ってミルキークイーンと混ぜてすし飯に、調味料は一切ナシで。レモンの香りが漂う中、まずは鮪とシソと貝割れで一巻きして食べてみる。うん、変幻自在のエネルギーを注入された手巻き寿司である。このさわやかさが、多忙のDsc00894 私に活力を与えてくれる。おっと、もう一つ黒霧島も。

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