今年も残すところあとわずか。
クリスマスの音色が日に日に濃くなる中、
まだまだ収穫真っ最中。
加温したみかんの温室は、すでに小さな蕾が顔を見せだした。
来シーズンの始まりと今シーズンの終わりが交錯する中、
時間との闘いだと言っても良いだろう。
全体的に遅れてしまった仕事は取り戻せないため、
貯蔵の仕事は年明けに残ってしまうことになる。
生業に就いてから初めての経験となるため、
適した温度と湿度で推移してもらいたいものである。
はなやさいさんでギフトとして販売していただいた、
恋するみかんも終わり、少し私の耳に声が届き出した。
ときに甘く、ときに酸っぱく、恋とみかんは同じである。
きっとマンダリーヌに気持ちは届いただろうと思う。
今年1年を振り返ると、
昨年の台風被害で仕事はすべて後手に回ってしまったが、
なんとか経験と紐解きを間違えずに推移したおかげで全体としては及第点になりそう。
日本農業賞 食の架け橋部門で大賞を受賞させてもらい、
度重なる取材も原点と本質を見誤ることなく、伝えることができたと思う。
来年もまだ取材が2回ほど予定に入っていて、最後まで謙虚に行きたい。
ホテルアークリッシュ豊橋でい行われた、スペシャルファーマーズコレクションは、
総料理長曰く、「一番笑顔の多かったイベントだった」と。
絶対よそでは食べられない料理に感動し、そして前代未聞の企画に豊橋百儂人10周年記念が絡んだ。
参加していただいた120名のお客様、本当にありがとうございました。
道の駅が5月にオープンして、河合果樹園の初恋レモン・レモネードと
初恋レモン・レモネームは半年で100満員突破とスタッフの語りのおかげで怒濤の販売となり
多くの方にわくわくドキドキの「大人の初恋」楽しんでいただけたはず。
そして道の駅とよはし監修のクラフトビールは、
2種類とも河合果樹園の生産物になり、豊橋発に少し貢献させてもらった予感。
まだまだお世話になり振り返りたいことはたくさんありますが、このあたりで!
時代の流れの速さを感じながら、一年間買い支えてくださった皆さんに感謝して、
残りの時間をこなしていきます。
ありがとうござました。