果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

ピピッと!あいちMさんからの電話と売柑者之言

2016年11月28日 19時36分18秒 | 日記
もう少しで早生ミカンの収穫を終えることができそう。
昨年に続き、11月は定期的な雨と日照不足。
行ったことはないが、ここはロンドンかと思う。
日本でいうと、10年前の宮崎の気候ではないだろうか。
全国で一番日照時間の多い豊橋~浜松が、その統計から陥落しているはずだ!
レモネーディアはちょぴり色づいてきて、
野菜サラダの中に、細切れを入れるとドレッシングなしで「ヘル美味しい」

ちゃっかりガレッジセール・ゴリさんの言葉を使用させていただいています。
26日(土曜日)のゴリ夢中で、予告編に垣間見られてしまった檸檬儂人。
今日、ピピッと!あいちの担当のMさんから、お尋ねの電話があった。
偶然、チラ見していたようだ。
中京テレビ、12月3日(土曜日)11時45分~の放送だということを伝えて、
売り場での告知をお願いした。
いつも素敵な声でオーダーを下さるMさんに感謝です。

この時季になるとレモンの旬ということで、いろいろなメディアに登場する。
各産地いろいろな試行と実践で、面白い提案が増えてきた。
HP作りを始めた2001年から、先駆けていろいろな提案をしてきた者として
後追いの感の否めないものも受け入れなければいけないのかと思う。
ただこのネット社会、順番はほぼサーバーの中に蓄積されている。
表面上、元祖とその追随戦争は今までの歴史を見れば数多く言ったもの勝ちになる。
レモンライフ研究家として、時々読み返す梶井基次郎の「檸檬」のなかで、
「売柑者之言」の中の言葉を回想する箇所がある。

梶井基次郎は深い意味で漢文「売柑者之言」を引き合いに出したのではない。
好奇心から訳を読んでも、風刺の奥の本当の意味は私には計り知れないが、
なんとなく本物の世界と乖離している世界だけはごめんである。
中身のあるみかんやレモンを売りたいものだ!


河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/

水菜とレモネーディアのサラダ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早生みかんの収穫とレモネーディアの旬:第2幕

2016年11月20日 18時39分18秒 | 日記
早生みかんの収穫はとうとう総切りと言って、
成っているみかんのすべてを切る状況になってきた。
それまでは色付きの良いみかんだけを切る抜き切りという、
難しい判断を常時迫られる切り方になる。
温暖化の影響で暖かさと雨が、熟したみかん達にいろいろな障害を与える。
今までの経験則ですべてがうまくいく時代だとは思えないと毎日思うが、
多くの人を介在して成り立っている巨大流通は臨機応変とは行かないだろう。
臨機応変は理路整然と今後の成り行きを語れる人以外、
信用してもらえないしたぶん売れないだろう。
10年早い取り回しは、いつの時代も異端児のレッテルがつきまとう。
農民ファーストという言葉があってもいいのではないだろうか。
全国津津浦浦、道の駅や農産物直売所ができた今世には、
もはや消費者品質が行き渡って、流通品質の余地はどんどん縮小していく状況だからだ。
この気候変動がきっかけとなることは間違いないと思う。


レモネーディアというレモンがが美味しい時季になって来た。
酸っぱいレモンから美味しいレモンへと変化。
レモネーディアで手作りポン酢を作ると何より美味しい。
面倒な場合はレモネーディアの細切れに醤油を足してもいい。
微妙なレモネーディアの甘みと醤油のアミノ酸はベストカップリング。

もちろんフモンジサンダーになるのならこの時期がいい!
ほんの少し、レモンライフ研究家として提案させて頂きます。
もちろんサンドイッチにしても美味しいし、ポトフにしてもいい。
サンドイッチには12月3日(土)に中京テレビのゴリ夢中で紹介される。
http://d.hatena.ne.jp/kawaikje/20161020
12月26日~17日まで4週にわたって、豊橋特集が組まれ、
そのなかの1つの放送で無農薬レモネーディアが登場。
いつも収穫祭を手伝ってくれている、NPOほの国プロジェクト
ろみたんとれなちゃんが料理を担当してくれた。
歌って踊ってしゃべれて、他のアイドルと一線を画した農業女子ともいえる知識は
みかんのオーナーさんたちから、収穫と運搬のヘルパーも加味されて絶大な信用を勝ち取っている。

先日、母校で少しお話しをさせてもらった。
知識をはき出すことが、若者文化に少しでも役立てたら・・・、そんな年齢になってしまった。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12回目の収穫祭とみうらじゅん&いとうせいこう、そしてフモンジサンダー

2016年11月10日 19時50分18秒 | 日記・エッセイ・コラム
一気に冬の様相となり、早生ミカンの収穫も本格的になってきた。
しかし雑草は相変わらず元気に光合成をしいて、悩みの種をまだまだこぼしそう。
初恋リーフは寒さでだんだん成長が緩慢になり、もう数回で今年の寿命を終えそうである。
6日(日曜日)は、汗をかくほどの晴天の中、
12回目のみかんのオーナー制収穫祭を無事終えることができた。
続けることは、俗っぽさを払しょくし本物へと近づいて行き、
自身の潜在意識にその思いが入っていく。
NPOほの国プロジェクトの面々の大活躍は、相変わらずオーナーさんの絶大な支持を得ている。
逆にみかんの収穫をお手伝いする面々も、経験と感謝の協奏曲に大きく成長する。
里山の維持とオーナーさんの学びの場以外に、
違った価値が現れることの理由は継続以外のなにものでもない。
継続・・・、そしてそれは文化へと!

そして収穫祭を終え、急いで舟形山普門寺へ。
実はこの日、6分で完売となった、かの有名なお二人のトークライブがあった。
テープカットにはじまり、東海地区の美仏を軽妙な掛け合いでお話ししてくれた。
もちろん普門寺の四天王の解説も当然ことながらあり、餓鬼にも焦点を当てた。
小学校区にある有楽製菓のブラックサンダーをくばってくれたり、
普門寺の次期戦略商品、フモンジサンダーという新商品の提案は
檀家としてはありがたかったし爆笑を大きく誘った。
あっさり洗脳されてしまった私は、「東海美仏散歩・ぴあ株式会社発行」に財布のひもが緩んでしまった。
最後に重要文化財の四天王と釈迦如来坐像と阿弥陀如来坐像を拝観。

この日は充実度重文級の一日でした。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする