果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

レモンの羅漢果漬け

2008年04月24日 11時54分42秒 | 日記・エッセイ・コラム

お世話になっている方のニュース配信で、知り合いになったSさんがいる。

岡崎で継続的な地域活動をしておられる方で、当園に何度も来ていただいている。

この間も幻の果樹園道中にいる物の怪に惑わされて、ヘルプの電話をもらいお迎えに!

道標のない当園はやはり分かり辛いらしい。本当に申し訳ありません。

来園時には当園のレモンを使った西洋菓子ベルンさんのクッキーと、

Sさんが作った当園のレモン・羅漢果の粉末・キパワーソルトで作った

レモンの羅漢果漬けを、味わわせていただいた。

レモンと羅漢果の組み合わせは初めての体験である。

絡み合う抗酸化物質と吸収しない糖分によって、

糖分の制限を受けている方には最強の組み合わせかと思う。

レモンポリフェノール・ヘスペリジン・ビタミンC・ビタミンE・・・、

錆びさせない成分をもつレモンは本当に名脇役!

SさんのHPの「クララおばさんの気まぐれ日記」でもいろいろと紹介していただいて、

デジタル空間とアナログ空間の循環が少しずつ大きくなっていくのが、

自身と周りの人を含めて感じています。

こういった循環の輪が大きなシントロピーとなって、

すばらしい空間ができあがれば良いですね~。

Sさん、本当にありがとうございました。

感謝!の物語がちょっとした幸福感をもたらしてくれて、

明日へのパワーが生まれた私の脳でありました。

河合果樹園

http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

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檸檬の花の回廊とテントウムシ

2008年04月13日 09時16分14秒 | 日記・エッセイ・コラム

レモンを施設栽培すると、レモンの花はだらだらと長い間咲続ける。

そのため花の管理も長くなり、無農薬栽培をしている当園では管理が大変に。

この時期、回廊にも感じる並木に配置したレモンの木の間を、

レモンの花の香りを吸いながら管理をしているのだが、

ちょうどアブラムシが新芽について葉の栄養を吸い出す。

そこで毎年恒例のテントウムシ捕獲作戦を、カラスノエンドウの草むらで開始する。

ナナホシテントウの成虫と幼虫、数年ぶりに多いヒメカメノコテントウの成虫を、

目をこらしながら何百匹と捕まえていく。時間と根気とが交錯する。

捕まえたテントウムシをアブラムシが発生している木に放つと、

2~3日でアブラムシの密度は急激に下がり、

レモンの木の生育に支障がないレベルになる。

猫の手も借りたいという言葉があるが、

この時期だけはテントウムシの手を借りることができるといえる。

一瞬の変化を見逃さない自然に鍛えられた眼をもって、

人間が無農薬の空間でじゃまにならない立ち振る舞いをする卯月の果樹園である。

Dsc05155

河合果樹園 http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

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