日本中が熱のベールに包まれ、熱中症で亡くなった人たちが300人以上もいるという。
今年の夏の暑さをその数字が表しているのだが、お盆前が一番忙しい当園にとっては
この問題はとても深刻なこととなってきている。
来年はOさんに紹介してもらった空調服を買おうかと真剣に考える。
気化熱を利用して体温を下げることで、夏場の労働をスムーズに。
最近の傾向として、異常気象や社会の問題が消費を大きく喚起していると感じるが、
基本的には住みやすい安定的な環境に戻すことも真剣に考えなければいけない。
そんな気持ちから当園では環境保全型農業に取り組んでいる。
肥料の地域内循環、化学物質の排除、生物の多様性などできることを少しずつ実践していく。
外部環境の変化でこういった技術は日々変化して、
「ゆく河の流れはたえずして、しかももとの水にあらず」状態の様相。
そんなことをやっているおかげ?なのか?・・・、
10月に開催される生物多様性条約第10回締約会議(COP10)の
パートナーシップ事業の中で少し事例発表させてもらうことになりました。
分科会2ですので、興味のある方は是非ご来場ください。
下記URL参照ください。
http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/event/partner/detail.php?id=4734
こんなことでもなければなかなか同じ愛知県の大都会名古屋に出向くこともないため、
多様性の街:豊橋をこよなく愛する儂人にとっては刺激になっていいのかもしれない。
ある有名な豊橋通の方が
「豊橋は、商店といい生物といい農家といい、多様性があっていいですね。
グローバルスタンダード、絶滅危惧、マニュアル化、効率化・合理化で
均質化された情報など○○食らえです。」といってくれました。
生物の多様性を宣言する前に自分たち自身の周りが
いろいろな意味で多様性を大切にしないといけないのではないでしょうか。