果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

祝う会と収穫祭

2012年11月25日 21時02分53秒 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、久しぶりにおめでたい席にでる機会をいただいた。
それは地元のO市会議員の結婚を祝う会で出席者は650名超。
場所はいつも百儂人の会議でお世話になっているロワジールホテル豊橋
地元の地産地消をテーマにした料理に味道を堪能させてもらった。
御縁あって、河合果樹園の無農薬レモネーディアも
魅力の爽やかな甘酸っぱさとほろ苦さとアロマテイストを生かして一皿目に登場した。

「冷静料理:サーモンとタコのマリネ 柔らかな”サンリーフの小松菜”を添え
”河合果樹園のレモネーディアを使ったソースラヴィゴットで」

MENU(和洋卓盛形式)に記載されていた。
さてソースラヴィゴットとは?
調べてみると、、酢、食用油、野菜のみじん切りをベースとしたソースの一種と書かれている。
当園の無農薬レモネーディアの個性を十分引き出してくれた総料理長には頭が下がる。
またravigote はフランス語の動詞ravigoter
「元気を出させる」に由来しているということなので
一皿目にこれを持ってくることに勝手に納得してしまった。
本当におめでとうございます!

祝う会のアルコールも抜けないうちに
今日は地産地消のみかんのオーナー制一大イベントの収穫祭が行われた。
今年7回目となり、ずっと継続してくれているオーナーさんもいる。
本当にありがとうございます。
さて今年から穂の国プロジェクトのとってもかわいい子達が
ボランティアスタッフとして手伝ってくれた。
まるでこの収穫時季にみかんの花が咲いたような雰囲気を
持ってきてくれたと感じたのは私だけではないような気がします。
彼女たちは実は豊橋では超有名なグルメイド隊のメンバーでもあります。
一瞬、自然に対峙する生業との整合性がとれないように思うかもしれませんが、
ここに今まで積み重なってきた矛盾点を突破する鍵が隠れているような気がします。
そう!本質が繋がれば、ロケーションフリーなのである。

みかん園をバックに!(YouTubeへ

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つれづれと新たなる挑戦

2012年11月16日 21時36分38秒 | 日記・エッセイ・コラム

早生みかんの収穫がとうとう始まった。
台風のいたずらで、みかんは暴れん坊将軍が多い。
あばたもえくぼと相成ってほしい。
ヒヨとメジロが縦横無尽にみかんの木の間を飛び回り、
収穫はロスがかなり出そうである。(T_T)
数年ぶりに近くの竹藪がムクドリの大群の根城になっている。
2度の台風の影響なのか?どこかに消えた温暖化の話題が思い起こされる。

お客様に週はじめに河合果樹園の商品を送る。
お送りする箱は至って簡素!中身とのギャップを解ってもらっている。
本物とはいろいろ言われるが、評価できないもの、評価してはいけないもの?いと難し。
何年か使ったお送りする箱に張るシールのデザインを変更した。
今までのものよりちょっぴり目立つ色になったが、
全体的には優しさが伝わるデザインになったような気がする。
以前は河合果樹園のロゴは商売が傾くと言われる斜体を使っていたけれど、
何とか踏ん張ってきたご褒美に正体になった。
自分自身のブレの部分の修正も後半戦になってきたことが、いいタイミングだと・・・。
さてお客様の反応は?とちょっぴり気にしている。

15日には初恋レモンプロジェクトでお世話になっている(株)さくらFOODSさんが、
豊橋駅ビル「カルミア」2階に直売店「黄金の桜」をオープンしました。
河合果樹園の無農薬レモンを皮ごと練り込んだ「初恋レモン餃子」が販売されています。
お近くにお出かけの際は、是非お立ち寄りください。

少しずつではあるけれど、ここ豊橋で新たなる挑戦が始まっている!

河合果樹園 http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

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黄金の桜、よろしくお願いします。

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みかんの登録会と里山景観

2012年11月04日 17時19分19秒 | 日記・エッセイ・コラム

冬らしい天気になってきた。
まだまだ秋に戻りながら進んでいくのだろうけれど、
柑橘農家としてはこれからは寒くなってくれる方がなにかといい。
みかんの色付きとともに、ヒヨドリとメジロが鬼ごっこをしながら悪さを始める。
そうそうカラスも集団でやってきて・・・。
11月の下旬には河合果樹園の「地産地消型みかんのオーナー制」収穫祭が行われる。
オーナーさんの畑にはCDのネームプレートが、鳥追いも兼ねてかけられている。

先週の日曜日にはみかんの登録会に大勢のオーナーさん達が参加してくれた。
毎年のことなのでオーナーさんも手慣れたもので、みかんの木を選んでいく。
普段静かな里山に声が響き、周りの木々達もこちらを注目しているかのようだ。
このおかげで里山景観の一部が維持できていることは、オーナーさん達のおかげ。
そう!日本の里山景観は見るだけならただなのだが、
実は脈々と続く先人達の労働のたまものだと考えなければならない。
自然だけに任せると、どんなことになるかは荒廃園を見れば一目瞭然。
そこに立ち止まって景色を見て深呼吸をすることも無いだろう。
しかしちょっとした里山景観だったら、深呼吸したくなるかもしれない。

今回から若くてかわいいボランティアスタッフも手伝ってくれることとなった。
そのおかげできっと周りの木々たちは、来年の芽吹きが良くなるほどの刺激かもしれない。
人はいつも非日常を味わい、細胞を活性化させて元気になる。
この収穫祭に参加してくださる人たち全員が明日への糧を持ち帰ってくれるという、
参加型の農業もあっていいのではないかと思う。
収穫祭までみかんにとってよい天気が続いてくれますように!
祈りながら、自身の静謐さが物事の方向性を決めるような気がしてくる。
道はまだまだ続きそうである。

河合果樹園 http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

Sany0263

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