無農薬レモンの収穫も残すところ来週を残すのみに。
先週、初恋レモンプロジェクトのメンバーに無農薬レモンの納品をさせてもらった。
加工用にストックをしてもらい、これからのシーズンに備えてもらう。
農家と加工業者の意思の疎通がしっかりしていないと、
お互いに押しつけや無い物ねだりになってしまうのが常であるが、
バランス感覚のよいおつきあいに頭が下がる。
納品先のあけぼの作業所さんでいつも笑顔のパン職人Kさんと話していると、
初恋のおじさんと嬉しそうに声をかけられる。
初恋レモンシフォンや初恋レモンあんパンから、
見学にきたこともある河合果樹園の私が連想されるのだ。
19日には豊橋農業経営士協会の総会で、
新潟県長岡市:家老洋さんの「園芸福祉のすすめ」という講演を聴かせてもらった。
ユニバーサルな社会の構築には
園芸福祉活動が様々な分野と連携していくことが重要であると。
経営士会に招かれたという関係で講演の中では農業への就業という範囲に映りがちだが、
街おこしとしての初恋レモンプロジェクトも広い意味で、
一つの連携として園芸福祉活動になるとわかった。
難しいテーマだけれどほんの少しそこに参加させてもらっていることがわかり、
また一つすてきな笑顔の道程がわかったような気がする。