レモンの花に集まる虫達と上海ガニ？

いったいどうしちゃったんだろうと言うほど、
三河湾上空で生まれる雨雲に泣かされる。
刻々と変わる天気予報に、仕事はの流れはとうとう堰き止められてしまった。
雨の日に行う仕事はもはや皆無。
雨が降っても槍が降っても・・・とは行かない状況なのである。
憧れるのは晴耕雨読だが、それでは立ちゆかないのが今の農業界。
本格的に始まっている「昔懐かしい運動会みかん」の収獲が進むことを祈りたい。
レモンの秋花に、イチモンジセセリやヒラタアブがうれしそうに集まってくる。
イチモンジセセリをじっと見ると可愛らしい顔をしている。
特に目が何ともいえなく優しいのである。
時々、優雅に羽を閉じたり開いたりして蜜を吸うタテハチョウやヒョウモンチョウも現れる。
ついシャッターを押したくなる瞬間である。

先日、近くの小川の雑木を切っているとき、人生二度目の発見をした。
あの！上海ガニをみつけたのだ！
というのは少々大げさで、その仲間の藻屑ガニを発見！
ハサミには藻がついていて、足には毛ガニのような毛が生えている。
いったいどこから来たのか？
自然が戻ってきておるのか、はたまた割烹から逃げ出したのか。
かわいそうなので頑張って生きろよとリリースした。
食べればきっとおししかったのではと想像で味覚を刺激する。

無農薬レモンも無農薬レモネ-ディアも後一歩で
たくさん採れるようになりそうだと期待をする。
ネットショップ果樹園の初恋になかなかアップできないけれど、
確実に収穫の秋は近づいてくる。
たくさん採れたらアップしますので、時々覗いていただければ幸いです。

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初体験と非日常体験、そしてギンヤンマ

作っているもののすべての管理作業が交錯する。
農大の生徒さんが研修に来て２週目。
いろいろな作業の交錯が研修を難しくしていると思う。
初めて経験することばかりが次から次にやってくるのであたり前と言えば当たり前。
自身の学生時代も働くというロケーションにはつきものだし、
大きく成長するかどうかはこの初体験をどう乗り切るかにかかっている。
ざっくりいうと、私自身もまだまだ初体験に遭遇しっぱなしなのだ。
けれど、それを乗りこなす術は、予測という経験則。
それは頭の中と電気的脳に年齢とともに蓄えられている。
とにかく少しでもいいところを見つけて、光を見せてあげたい。

作業は交錯しっぱなしだけれど、温室みかんの出荷が終わったので精神的には一区切り。
今のうちに、少し充電しておかなければいけないと思い、非日常体験を求める。
ところがなぜか、何をしたらいいかぱっと浮かばない自分が腹立たしい。
これは日常を非日常として受け入れなさいと言うことなのか。
天命クラブ３年目、天命を成就するための通過儀礼と受け止めておこう。
このところギンヤンマが飛ぶ姿を良く目撃する。
雄は水色が目に着くのですぐに判断できる。雌は黄緑色だ。
素直に美しいと思う。
オニヤンマと違って直線的に飛ぶのではなく、
見ていると直角に曲がるのが好きなようだ。
風に乗って飛んでいる赤トンボと違い、風を切って飛んでいる。
前にも書いたと思うが、見ていると零戦を想像してしまう。
こんなことが実は非日常体験なのかもしれない。
ふと浮かんだ一句。
ギンヤンマ　青と緑の　淡い恋

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画像はレモンの秋花とセセリチョウ

つかの間の一区切りとＢＡＲしぼりたて

少しずつ、無農薬レモネーディアの収獲が始まった。
まだまだ採れる量は少ないので、予約を頂いている方々にお送りするのが精一杯の状態。
あと１ヶ月すればたくさん採れるようになると、期待を寄せる。
温室みかんは残りワンウイークで収獲を終えることができる。
この９月に終わるものあり、始まるものありつかの間の一区切りがある。
少しだけだが青みかんの収穫も試験的に始めた。
中旬になれば、昔懐かしい運動会みかんも収穫に入れそうでる。
今日みかん山の頂上で、ミンミンゼミの鳴き声を聞いた。
いままでもう少し奥の山までいかないと聞けなかったのが、
迷子にもなったのか、それとも山に戻りつつあるみかん山の環境がそうさせているのか。
ツクツクボウシとのセッションは、暑さと涼しさの空気のぶつかり合いに思えた。

いつもお世話になっている高橋パティシエのベルカントさんに、
今日やっと無農薬レモネーディアを届けることができた。
これでレモネーディアのタルトに変身して多くのファンに味わって頂けるだろう。
さてベルカントさんのお店に置いてあるカレンダーの４コマ漫画がおもしろい。
タイトルは「ベル男爵とレモンさん」。
１話目はスイカにレモンをかけると美味しいというお話し。
レモンにブスっと刺して果汁を出すアイデア、そんなアイデア商品も確かにある。
そしてスイカにレモンは今年ネット上で話題に。
流石、よく考えてあるな～と感心する。
２話目はＢＡＲ絞りたてを舞台にレモンアイというカクテル。
ビールにレモンを搾って飲む。
実はこれはレモンアイではなく、ビールのドライ化と私は呼ぶ。
レモンを搾るとキレが出て超ドライビールになるのだ。
本来の豊橋発祥の初恋レモンアイは、初恋レモン・レモネードをグラスに３分の１入れて、
きんきんに冷えたビールを注ぐのが基本。この２話目、シチュエーションからＢＡＲレモンハートを想像してしまう。
１０月５日（月）に開店するＢＳフジのＢＡＲレモンハートを楽しみにしている私にとって
ＢＡＲしぼりたてでの次作にも期待したい。

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