果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

朝食の奪い合いとためしてガッテン冬号

2013年12月26日 19時48分44秒 | 日記・エッセイ・コラム

切り残しのみかんをメジロがついばむ。
収穫の時は緑色で分からなかったみかんが赤くなり、
なんだこんなところに成っているのかと思い、
美味しいだろうと手を伸ばすとメジロに先を越されている。
みかん園の端にあるヒマラヤ桜も遅れて開花して、やけに花が小さい。
ここにも朝一番でメジロの番が蜜を吸いに来る。
みかんを食べる時は可愛いく見えないが、
ピンク色を背景にしているとつい可愛く見えるのが不思議である。
その絵本的静寂を破るのは、またまたみかんの大敵のヒヨ。
メジロを押しのけて、朝食を横取りする。
鹿角解つる候の年中行事である。

2011年6月のためしてガッテンの放送から2年半。
主婦と生活社が発行する「ためしてガッテン冬号」で、
再び「豊橋方式を」取り上げてもらった。
このところレモンの食べ方の取材が多くなってきているのは、
レモンが多くの人のライフスタイルに浸透してきたと言うことだと思う。
今回は豊橋名物、初恋レモンコロッケと初恋レモンおにぎりと初恋レモン餃子のレシピを公開。
ただ豊橋方式で極上の味にするには、本物のレモンが必要となる。
基本的に日本でのレモン栽培は積算温度不足のため、
皮が固い&果汁が少ないという二重苦に陥る。
その二重苦を温室とボックス栽培と言う方法でクリアーしたのが河合果樹園のレモンである。
年明け、自然の調味料として使えるレモンの美味しい時季になる。
ほんの少しの違いは、静謐な精神から生まれるような気がする。

Dsc00241t

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ここに来い!とレモンアイス

2013年12月15日 19時56分34秒 | 日記・エッセイ・コラム

みかんの収穫も残すところ、ポンカンのみとなった。
雪雲が陽の光を遮ることが多くなり、日中も気温がが上がらなくなる。
初恋リーフはとうとう成長を停止の様相。
この寒さの中、ゴミムシが元気よくコンクリートの上を徘徊している。
低温の中、体が動くシステムを獲得したのかと首をかしげてみる。
自分はこんなに厚着をしているため、
体温調整機能が年々あやしくなってくる自分とゴミムシをつい比較してしまう。
今日は寒さの中、体温調整機能を鍛えるわけではないが、
豊橋少年少女合唱団の子供たちと、
ド年末百儂人グルメイド祭で歌う「豊橋百儂人伝説」の練習に参加してきた。
28日(土)のこども未来館ここにこでの本番までには、もう少し練習しておかないと・・・。
とにかく、年末は「ここに来い!」と言いたい。

久しぶりにホテルアークリッシュ豊橋のレストランKEIに練習後の食事に。
東三河の山野河海を巧みにアレンジして作るムッシュ酒井の腕を、目で愉しむのもいいものだ。
もちろん16階の豊橋の景色も目食し、ラッピング電車をジオラマ風に見るのもいい。
先週の「前略、大徳さん」の放送中、豊橋名菓ブラックサンダーもスタジオ見学者に紹介されたが、ラッピング電車にはブラックサンダー号がある。
一つ一つの電車を見るのも実はおもしろい。
さて食事の方はメインの新城猪ハンバーグを食べた後に、
口をさっぱりと整えてくれるのは河合果樹園のレモンアイス
丸ごとレモンはシトラール効果で甘いものにはベストマッチする。
もちろん餡にも合うのだけれど、どうもそれは業界のタブーらしい。
知らず知らずに年齢と共に思考停止状態が悪を生むようになる。
今日はダブルSさんに、ネジを巻いてもらった気がした食事だった。

河合果樹園 http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

Dsc00228

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日々徒然と前略、大徳さん

2013年12月05日 14時57分03秒 | 日記・エッセイ・コラム

一昨日、初霜が降りた。
「小雪の末候、橘始めて黄なり」で、まだまだみかんの収穫まっただ中。
ただ例年より収穫量は少なめで、肩がやっぱり落ちてしまう。
夏の高温と渇水の見事な影響力だと感じる。
一升庵で昨年切り倒したみかんの枝を薪ストーブに放り込む。
気のせいかみかんの枝は保ちがいいような気がする。
里山資本主義のまねごとをしながら、じっと揺れる炎を見るのもいい。
とは言ってもあれやこれやと手を動かしながらなので、じっとという表現は希望的観測か。
一気に300度まで上げて空気を絞りオーロラになると、なるほどロマンチックだ。
お米一升から始まった物語が、礎にあることが「我慢する」ことに繋がっているのかも。
「我慢して耐える」それがなければ、無農薬レモンも無農薬レモネーディアも画餅だった。

植物が持つDNA的コンプレックスに寄り添ってやれば、糸口は見つかる・・・。
それがちょっとした奇跡に繋がる・・・。

無農薬レモンで作った檸檬ケーキと無農薬レモネーディアで作ったレモネーディアのタルトを
販売してくれているベルカントさんの高橋さんから、
今年はレモネーディアのタルトがホールで売れると教えてくれた。
レモネーディアの爽やかさが起因しているのだろうか?
送って頂いたホールの写真をみて、高橋さんの「気」がはいっているからだと気づく。
12月8日(日)には中京テレビ、「前略、大徳さん」AM9:55~で、
レモネーディアといっしょにタルトが紹介される予定である。
豊橋を旅しに来てくれたのは、石ちゃんと郁恵さん。
豊橋で見つけたオンリーワンフルーツをお買い物し、レモネーディアのタルトで〆!
石ちゃんは本当にかっこよかったし、郁恵さんは本当に主婦目線で気取らない。
二人の掛け合いが楽しみである。

河合果樹園 http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

Dsc02763

Cakelemo_2

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする