確定申告も残すところ申告書の作成を残すのみ。
毎日PC画面とにらめっこで、目がはれぼったい。
選定作業で右手を酷使、夜はテンキーで酷使。
寝る前に合谷と中府を押して励ましている。
頑張ってくださいと声をかけるが、届いているだろうか。
作業後もう一つ毎晩のおきまりコースが
澤田酒造さんの純米大吟醸生原酒「白老」でチビチビとのどを潤す儀式。
これも今日でジ・エンドなのだけれど、
頭で飲む部分が来年への布石を記憶の中に打つ。
見学させていただいた蔵にたたずむ、甑(こしき)に思いを馳せ
記憶の映像をたどって飲むのも粋だと感じる。
私たちが作っている農産物に多くの方が、
思いを馳せてくださる事が日常となってきたことで、
そのおいしさは倍増するのと同じだな~と。
能動的に食の現場を見て、本物を探求する究極の食育がここにある。
また仕事の話に戻るが、渥美フーズさんからでる乾燥生ゴミを、
環境テクシスの高橋さんに供給してもらったので、
お家芸のぼかし(発酵肥料)を作った。
まだ寝かせている状態だけれど、良いリサイクルができそうである。
生ゴミが抗酸化力いっぱいの肥料になり、それで育てた農産物がまた店頭に並ぶ。
そして生ゴミとなって戻ってくる。
宝の山は黄金色には決して見えないが、見る人が見れば宝の山である。
微生物が醸し出す日本古来の文化が宝の山へと誘うのである。