2010年(平成22年)10月、名古屋で開催される「生物多様性条約第10回締約国会議」は
COP10と呼ばれ、失われる生物多様性を顕著に減少させることを目的に開催される。
それにともない外国から多くの人たちが、愛知県の名古屋に来るはずである。
そんなことはまだ知らない県民のほうが多いと思うが、
少なからず私も豊橋で行われた生物多様性シンポジウムに関わらせてもらったため、
少し気になっているのは確かである。
農家側からのアプローチとして、農薬を減らす、化学肥料を減らすといったことが、
目には見えないけれど生物多様性にとって
とても重要になってきているのは自分の実践の中でとてもよく理解ができる。
旗振り役の人たちも言葉以外に生物多様性のために
もっと現場で汗をかくべきではないだろうか。
言い続ければ言霊となるかもしれないが、
汗の中にすむ微生物の方がもっと価値があるはず。
たくさんの昆虫が食物連鎖のなかで、
微妙なバランスをとっている無農薬レモンの温室の中は、
発酵肥料を使った善玉菌優勢状態によって可能である。
まだまだ突き詰められない自然の神秘は、永遠の作業となることは百も承知の上。
そんな道半ばで恐縮ではあるけれど、
全国環境保全推進コンクールにおいて『農林水産大臣賞』を頂いてしまった。
今後の期待を込めてということだろう!
いつも当園の作っているものを買い支えてくださっている方々、
JA豊橋の担当者、初恋プロジェクトの面々、普及課担当の坂野さん、
そして環境保全型の栽培をいっしょにしている石田哲勇さんと
尾崎守彦さんには心から感謝をする次第であります。
本当にありがとうございました。
「カジノ・ロワイヤル」の続編の「007 慰めの報酬」を見てきました。
のっけからボンド操るアストンマーティンとアルファロメオのカーチェイスにどきどき。
前編の「カジノ・ロワイヤル」で話題になった【ニュー・ボンド・マティーニ】を飲むシーンは
いつ出てくるのかというアクション以外の興味も頭のメモリーを空けて準備。
【ニュー・ボンド・マティーニ】はレモンピールが入るため、
自称・レモンライフ研究家としては映画のワンシーンも研究対象なのだ。
ボリビアに行くジェット機の中で、眠れないボンドは何杯もそれを飲む。
アクションが控えているのに大丈夫かいな?というぐらいに・・・。
そこはMI6(イギリス情報局秘密情報部)でいろいろな知識をたたきこまれているボンド、
レモンの皮に含まれるエリオシトリン(レモンポリフェノール)とヘスペリジンが、
アルコールの分解スピードを速めてくれることを知っているのだろう。
そのため次の日には悪酔いもせず、ハードアクションばりばりである。
またエリオシトリンが筋肉の老化を予防することも頭に入っているのだろう。
もう一つ、飛行機で世界各国をマタにかけて移動するボンドは、
エコノミー症候群の予防の役目をエリオシトリンがすることも・・・。
次回作ではボンドガールが「レモンピールをどうしてかじるの」なんて台詞を、
是非映画のワンシーンに入れて欲しいと妄想を抱いているアルコールタイムである。