満開になった河津桜に冷たい雨が悪戯をしているように見える。
花弁の色も鮮やかになってきて、天気の良い日に風に乗って散る様子を想像する。
露地みかんの剪定を少し根を詰めてやっただけで、
肩の血行不良で頭が重くなってしまった。
やはりペースはゆっくりにしなければと反省をするが、
夢中になってやっているとついつい忘れてしまう。
そろそろ頼んである苗木が届かないかと気を揉むのも例年のこと。
夢を植えると多くの人から言われるが、
裏を返せばPASSIONのもう一つの意味にも思える。
ただやはり夢は楽しい。
初恋レモンプロジェクトで長いこと一緒に活動しているベルカントの高橋くんのお店が
とうとうひな祭りを前に再オープンする。
コロナ禍の中感染という試練に、お客様を始め多くの関係者への告知は早く、
インスタなどではお店の愛され度がよく分かるほどのコメント。
初恋レモンプロジェクトとしても何か応援できないかと相談した結果、
3月3日の本オープンの日に、ケーキを買ってくださったお客様に、
河合果樹園の新商品のベルガモット物語BLUE ISLANDを
ワンパーティー1本を(さくらFOODSさんも何かあるよ!)プレゼントすることになった。
ベルガモット物語BLUE ISLANDは青島みかんの果汁に
皮ごと搾ったベルガモット果汁を少量入れたもの。
ベルガモットの持つ抗酸化力と不思議な香りが、
青島みかんの果汁にコクを与えてくれる。
持つべきものは友、いつも逆の立場で考えてしまう自分がいる。
彼の作るケーキは秀逸だが、それを作っている彼がまた秀逸!
行き着くところは作り手の技術でないところにあると、
大河内傳二郎の言葉をつぶやいてみる。