少し前になるが、千葉県から無農薬レモンの見学にきてくださったお客様がいる。
その日は愛知県内からも2組の方が見学に来られて、合計3組が幻の果樹園に集合。
千葉県から来たお客様は、全国のこだわり農家を見学するのが楽しみだとおっしゃっていた。
直接、自然を相手にしている人からの愚直なお話は何よりの観光資源だと。
無農薬レモンの温室の中で安心な農産物の作り方、食べ方、そしてお互いの想いなど、
たくさんの情報のキャッチボールをする事ができ、嬉しいひとときでした。
作っている現場を見て頂くことで、支えてくれる農産物ファンが増える、いいですね~。
さてとなりのJAで、観光業者とタイアップして消費者を自分の地域の農産物観光に、
つれてくるという企画をしている。
以前から豊橋農協でも積極的にやればいいのにと思っていたのだが、
少し先を越されたと感じるのは私だけだろうか。
そういう取り組みをしていれば、キャベツを廃棄するときに、
消費者からもったいないことをするなという声はきっと減るだろう。
そして良き生活の知恵を持って、もう一つ余分に買い支えるという方々も出てくるはずだ。
休みの日であったが、気づきと学びの循環を感じた1日だった。