果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

プリザーブドレモン2

2007年02月18日 20時51分50秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今日、豊橋田原食農教育推進フォーラムでパネリストを務めさせていただきました。また物産展では無農薬フルーツレモン、レモンオイル、プリザーブドレモンの販売。あっという間の一日でした。

 以前のブログでも紹介させてもらったプリザーブドレモン。物産展では聞いたことも見たこともないプリザーブドレモンに、皆さん興味津々の様子であった。カレーや、魚フライ、焼き魚の付け合わせや、鳥肉の煮込み料理の隠し味、いろいろなソースにつかってもあうという。そのまま食べると脳天を突き抜ける大人の味と言う表現がぴったりだと、私は感じるのだが買われた方々はどう感じるだろうか?実はプリザーブドレモンのエッセンスで、いろいろな料理を作ろうというアイデアが生まれてくれればいいと思う。というのは外食や中食の比率が上がる中で、少しでも家庭で楽しく料理する機会がエッセンスによって増えるのではと想像するからである。アフリカ版の梅干しであるプリザーブドレモン、皆さんも漬け込んではいかがでしょう。 一手間かけることを楽しむ、究極の贅沢だと時代がいっているような気がします。

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ミツバチ

2007年02月08日 21時01分30秒 | インポート

 3月下旬なみの異常な暖かさのなか、早生みかんの剪定作業をパチパチとしている。みかんのオーナー園では昨年たわわになったみかんの木が、思ったほど疲れていない表情だ。何とか今シーズンも花が咲いてほしいと、小鳥のさえずりも聞こえないほど集中しての作業である。ふと足下のホトケノザに目がいく、紅紫色の花にミツバチが蜜を求めて飛び回っているではないか。昨年のみかん切りの時に、ヒヨが食べたみかんの汁をミツバチが吸っているのを目撃したので、ミツバチさんの就業時間は温暖化でどんどん増えているということになる。ただでさえ働きバチさんは忙しいのに、気の毒に思えてきた。

 さて自然という株主に翻弄される農家の仕事はどうなるのだろう。今までの経験則で物事を進められない状況になっている事は、当園にも当てはまる。自然の一瞬の表情から、いろいろなことを教えてもらいながら、脱マニュアルで働きバチだけの世界に向かうことは少し寂しい気がしてきた。

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