果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

がなりとヒマラヤ桜

2009年11月21日 20時46分40秒 | 日記・エッセイ・コラム

一昨晩、いつもサイエンスコアで行われている「これからの農業の姿」の講演を聴きに行った。
今回のセミナーの講師はかの「高橋がなり氏」である。
予定を1時間もオーバーして2時間半のお話があっという間・・・。
通常講演では成功談が大勢を占めるのだが、
たくさんの失敗談でみんなを引きつけるのだからとてもおもしろい。
帰りには農家へデザインと遊び心の勉強になるように、
「EAZY ONA-CAP」なるものを頂いた。
確かに・・・、すごい発想である!!!
今回、がなり氏を超格○で交渉してこの機会を与えてくれた、
YさんとU農学博士に感想を聞いてみようと思う。
続いてISOLAさんで行われた懇親会では協調のがなり氏に普通のお話を。

次の日にはその日の最終視察地として河合果樹園に来て頂きました。
無農薬レモン、温室みかん、レモネーディア、露地みかんなどをみながら、
昨日とは違った一面のがなり氏がまるで獲物を追うようにそれらにかぶりつく。
間髪入れずにでる言葉とアイデアにはAV業界で切磋琢磨してきた氏の、
蒸気がたつような独特の感性がかいま見られた。
またひとつおもしろい体験をさせてもらいました。
例年より少し早く咲いているヒマラヤ桜にとても興味を持たれたのは、
お客さまを楽しませる遊び心だった。
通常よりもとても早い90日の先取りになればとてもおもしろいと思っていたのが、
歌舞伎者の私だけでなかったことにすこし安心しました。

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とてもとてもハードなこの頃2

2009年11月17日 19時22分07秒 | 日記・エッセイ・コラム

忙しいという言葉は口にしてはいけないと言うが、
いろいろなことが重なって能力オーバーになってしまうことがある。
10日ごとにブログを更新するという自身に課していることもすこし遅れ気味。
今、12月3日に東京の日経カンファレンスルームで行われる
環境保全型農業推進シンポジウムのパワーポイントを作成しながらブログを書いている。
提出の催促をもらってしまい関係者には迷惑をおかけして・・・。
そもそもすべては台風18号の襲来から始まったことは以前のブログに。
ほっとイブニング取材までは報告済みで、
それから東海ケーブルテレビ放送、企業PR展、みかんのオーナー登録会、ホットイブニング放送、
百儂人モデル?、某組合臨時総会、みかん収穫面接、友達のKちゃんのハウスの修理、某大学同窓会、
某新聞コラム原稿仕上げ、某取引青果会社との打ち合わせと反省会、豊橋百儂人会議&懇親会、
そしてみかんのオーナー1次収穫祭と続いてきた。
もちろんその間に無農薬レモンの収穫発送や露地みかんの管理作業も同時進行。
そんななかでいつもお世話になっているSさんの「○○に言われてやる仕事は本当の仕事ではない」
という言葉がとても印象的だったし忙しい中の励みになった。
もう一つ豊橋百儂人(100noujin)と百儂人サポーターの会議&懇親会での
参加者の笑顔にとてもこころ洗われた。
頭の中を再仕込みするのは一瞬の時間ではあるが鷹揚につながると感じる。

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蟷螂の斧

2009年11月03日 20時11分40秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日はとても寒い朝であった。毎日見る温度計の針は5.5℃を指している。
一昨日までは夏を思わせるほど暑いかったのに・・・。
この寒さでカマキリのお母さんを捕まえるのも難しなってくるかなと思う。
その暑い時期の毎朝、知り合いの農家の方がたくさんカマキリを捕まえて
我が家に差し入れしてくれていた。
レモンの無農薬栽培には昆虫の多様性が不可欠で、
カマキリは憎きハマキ虫などをやっつけてくれる防衛隊員なのを知っての差し入れである。

先日、某経済新聞を読んでいるときに、「蟷螂の斧」という言葉が出てきた。
なんて読むのかなともってATOKで手書き入力してみる。
「とうろうのおの」意味は
「弱い者が身度ほどを知らずに強い者に立ち向かっていくことのたとえ」とある。
中国語でカマキリのことをタンランと言うことは知っていたが、
とうろうはそれと同じ字を書く。中国古典に出てくる言葉なのだろうか?
無農薬栽培も自然の摂理を利用させてもらっているが、
一つバランスを崩すと自然の猛威に脅かされる。
強い者に果敢に挑んだ20年前の自分はまさに「蟷螂の斧」状態であったのかと回顧する。
強い者と協調する方法もあるんだなと、すこし柔軟性をもって納得する。
「タンラン」を見つけると無農薬レモンの温室に放している研修生の姿につい微笑んでしまう。

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