台風14号のうなり声を聞きながら、ぽっかり出来た心の空き地で、
定番のブログを書いている。
14日には愛知県立農業大学校の実習開始式に出席するために、
東三河農業改良普及指導センターに出かけた。
久しぶりに果樹担当の皆さんと話をしようと思ったが、
残念!課全体がリモートでの就業ということで会えずじまい。
開始式には諸先輩方の教えを守り、スーツでの出席を続けている。
このところ野良着での出席もOKだと言うことになっているが、
これでは他の職業からは乖離するばかり。
その理由を実習に来ているTちゃんに質問すると、
きちんとレクチャーしたことを覚えていた。
この業界は他の産業に認められる経営まで道のりはかすむばかりだと思った。
愚痴はともかく、Tちゃんが十数年後に気づくキーワードはいつも
繰り返し話をすることにしている。
私も学生時代の恩師の言葉が、言霊としてぶれない自分を作っていると思う。
「10人いたら自分は何番目の人間か考えろ」
「ミクロとマクロ、長期と短期を考えろ」
この二つは鮮明にガラス板の上に色あせながらも焼き付いている。
経営の本質を深遠な言葉が、それぞれのステージで役立つように導く。
もちろんそれからの時の流れで、
「デジタルとアナログ、情緒と非情緒」を追加し毎年来る学生に、
考え方として伝えて行くのも使命だと時間を割いている。
無農薬レモネーディアと昔懐かしい運動会みかんの収穫に、
追われて体力との戦いになっていく。
そしてその他の河合果樹園の愛娘たちが、涼しさを追って続くことになる。
河合果樹園
美味!レモネーディアの果肉入りカレー