寒さで震ったと思ったら、一転汗ばむ陽気に逆戻り。
雨もふんだんに降り、春草が少し勢いづく。
みかん園にあるホースの上ではナナホシテントウが、
日向ぼっこをしながら、物思いにふけっている。
早生みかんの収穫は前半戦、
しかし例年の経験はお客様の頭にしっかりインプットされていて、
ぼちぼちとお歳暮商戦が始まってしまった。
農産物は気候の変化で前後に収穫ピークが行ったり来たりするが、
人間の感覚はそれと連動しないのが世の常。
臨機応変に対応する技量も農業技術だと諭しながら対応していこうと思う。
お世話になっているMarche&Cafe hana・yasai(はなやさい) 豊橋本店と、
くくむ市場で「恋するみかん」をお歳暮として販売していただくことになった。
農薬を厳しく納め、無化学肥料で栽培する河合果樹園の手選別早生みかんが、
そのバックストーリーと「恋するみかん」という題の詩を伴い、
素敵なBOOK調の箱に収まり、
皆さんにみかんプラスアルファの味をお届けする。
担当のKさんにほだされ、作詞家:たちばなけいが書き下ろした恋するみかんの詩は、
ときに甘く、ときに酸っぱいみかんの横顔が・・・。
まだ発表は控えてくださいという指令の下、箱に入る詩を私も楽しみにしている一人である。
みかんだけでなく、無農薬レモネーディアとみかんのセットもあり、
また初恋レモンの詰め合わせなども選べる。
もう一つ、はなやさいさんでリンゴとレモネーディアのフルーツボンボンが期間限定で食べられる。