愛知県立農業大学校の派遣実習と初恋会議

台風１２号は東側に大きくそれる様相となり一安心。
収穫の秋に向けて大きく道が開けてきて、緊張度合いは必然的に高まる。
相変わらず自然は温暖化に翻弄されていて、はやくもオドリコソウは発芽。
雑草は玉石混淆状態に。
３回目の発芽の朝顔を愛知県立農業大学校のＫくんとＨちゃんに、
種をこぼさないように園地一回り抜いてもらっている。
９月１６日からの１ヶ月超の派遣実習である。
河合果樹園は超複合経営なので、毎日、時間ごと仕事が変わるため、
様々な仕事を覚えてもらわなければならず大変だと思う。
初めての仕事、初めての用語と初めてづくしの反応を私も楽しみながら、
二人のいずれ羽ばたく成長を期待している。
今日は無農薬のライムの最後の収穫をしてもらった。
うまく指示通りできるかは、今までの経験と五感に寄るところが大きい。
自然へどれだけ接して育ったかと言う物差しだと毎年思う。

私の主催する初恋会議、今月のテーマは
「新型コロナウイルスの発生から変わった習慣、また変わらない習慣」
という議題で11名の会員＆ゲストで勉強会を行った。
毎回、活発になる意見の根底になるものは、
地域を元気にしようと思う心と、
無駄だと思うことをかたくなに継続し成功に導く気概。
私も主宰という立場だけれど教えられることが多い。
そして発表後は味覚のレッスンとして食事をしながらの会話となる。
今回は粋な計らいで、藤井２冠を好手と言わしめた三河鮮魚の海鮮丼。
舌鼓をうちながら、この会が異業種の集まる美食倶楽部に思えてきた。
このブログを読んで、初恋会議に参加してみたいという方、
東三河在住＆在勤（例外もあり）であればゲストとして参加資格ありですので、
ご連絡いただければ幸いです。
次回は１１月９日（月曜日）１９：００～を予定しております。

河合果樹園

昔懐かしい運動会みかんと竹財輝之助さんと香川照之の昆虫すごいぜ！

連日の雷を伴うゲリラ豪雨に、濡れ鼠どころではなく、
溺れているかのごとくで温室を閉めにいく。
みかんの生長もレモンの生長も経験値を超え、
確実に熱帯の足音が聞こえるようになった。
朝晩は過ごしやすくなってきているものの日中は汗が噴き出す。
状況的には恵まれない中、昔懐かしい運動会みかんが
フードオアシスあつみさんに並ぶことになった。
これから連続でみかんの収穫という戦場で戦うことになる。
無農薬ライムはそろそろ終盤で、
落下するものが出てきたところ香りは引き立ってきた。
エチレン生成と香りの綱引きは、鮮度に直結する。
無農薬レモンと無農薬レモネーディアは暫し我慢。

先日、突然の嵐が河合果樹園のネットショップ「果樹園の初恋」を襲った。
何事かと思いGoogle先生に聞いてみると、
豊橋で映画のロケがあり、その差し入れに初恋レモン・レモネードが
使われたというではないか。
そしてその震源地は俳優兼モデルの竹財輝之助さんのTwitter。
私自身は年齢的？なものもあり、知らなかったのだけれど少しこれからフォロー。
生活のひとつのアクセントとしてこの事件を楽しませてもらった。
温室の中でギンヤンマを捕まえた。
短い足早の美に心躍らされながら、またGoogle先生にお世話になったところ、
「香川照之の昆虫すごいぜ！」に行き着く。
虫取り少年に戻って、楽しんだのは言うまでもない。

河合果樹園

つれづれとやみつきと目標達成

日中は猛暑だが、やっと朝晩は秋を感じる温度になってきた。
子供の頃だったらきっとお盆過ぎあたりの
プールが寒く感じる時期と重なるような気がする。
半月はずれている季節、ツクツクボウシの鳴き声も
どうも汗をかきながらという感じの疲れた声に聞こえる。
無農薬レモンと無農薬レモネーディアの肥大は少し活発になったような・・・。
そしてもうちょっとで収穫したいという希望的観測から
極早生みかんの仕上げに光合成細菌を散布する作業を何度かこなす。
早く収穫できるようになってほしい、Ｓ君にも催促されているし。
ただ心配なのは日本の周りの海水温が高いこと。
そう！台風さん来ないでくださいと実りの秋を前に祈ることしかり。

試験販売として少しずつ収穫できる、無農薬ライム。
途中イセリアカイガラムシに襲われたけれど、
だれも考えつかない発想とピンポイントのタイミングが功を奏して、
作り手としては精神衛生がとても優れた状態で推移している。
前回のブログで紹介したライムライス。
実は暑さの中実験を繰り返していたところ、やみつきになってしまった。
さっぱり化したご飯が舌と胃袋を刺激してくれ、
腸からの信号は脳に食べろというサイン。
信号を出しているのが善玉菌でることを祈り、
ライム終了まで楽しみたい思う。

皆さんに報告が、毎日一句をひとつのみそぎとして始めたインスタ俳句。
とうとう目標としていた２年間が、最後の方は出がらし状態で合ったけれど何とか達成した。
これからはその２年間のまとめをしながら、
ゆっくり気の向くままいけれ詠んでいければ良いなと思っています。

河合果樹園