果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

虫たちの晩夏と回る道しるべ

2022年08月29日 16時21分20秒 | 日記・エッセイ・コラム

まだまだ暑い日が続くけれど、
植物や昆虫たちはDNAに刻まれたTODOリストに従い動き出している。
ツクツクボウシは夏が終わるのが惜しいと声高らかにうたい、
イチモンジセセリは雄が雌のお尻を刺激している。
擬人化して見たり聞いたりすると洒落ていると感じるのは、
昆虫好きだからだということは解っている。
そしてその事象と象形に美を見いだすのもまた楽しい。

台風の影響で秋雨前線が刺激されて、またすっきりしない天気が
今年の秋の収穫の道しるべとして
私の頭の中であっちを向いたりこっちを向いたりしている。
すっかり遅れてしまった温室みかんの収穫。
心は次作のプロローグに移っていきそうである。

そうこういっている間に無農薬レモネーディアの収穫が始まるだろう。
5年前に大被害をもたらしたクロトビメクラガメが猛威を振るわないことを願う。
まだ一部の園地で見かけただけだが、神に祈るしかない。
葉を食べるスグリゾウムシと違って、
熟した果実を吸汁するクロトビメクラガメは始末に悪い。
本当に行く川の流れに対応できない年が続く・・・。

河合果樹園

 

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映画「殺人者」と道の駅とよはしのレモネード

2022年08月15日 12時42分09秒 | 日記・エッセイ・コラム

気が付けばすっかりブログを書き忘れてしまっていた。
脳の老化かはたまた集中力不足か、とはいえ耳に従う年齢の自由の証か?
お盆休みも今日が最後、幸い台風8号の被害はほぼない状態だが、
全国的に見れば農家として悲しい映像をまた見ることになった。
静岡の友人情報によると、葱のハウス倒壊!
悲しい自然の嵐はいつまた自分に降りかかるかもしれない。
そんな台風の雨の中、ヘミングウエイ原作の「殺し屋」を映画化した、
ロバート・シオドマク監督の「殺人者」をあなたへのおすすめをで見た。
チラ見をしていたのだが、35分過ぎからレモネードの場面が出てきた。
一気に画面に脳がアクセスしだし、わくわく感を伴って見入ってしまった。
レモンライフ研究家としてレモネード文化はとても重要なのである。

ところで広報とよはし8月号をみてご存じの方もいるかもしれない。
道の駅とよはしのコーナーで、河合果樹園の初恋レモン・レモネードが紹介された。
また!なんて思うかもしれないが、レモネード文化が確実に爆発している。
担当者からは50秒に一杯売れて行った計算で、トイレに行く間もなかったとのこと。
皮ごと絞り、添加物も使わずに飛び抜けた素材を使ったレモネードが、
道の駅とよはしのレモネードスタンドで飲むことが出来る。
リサーチするとどこの道の駅もレモネードスタンドが昨シーズンからリーチしている。
河合果樹園へレモネードスタンドをやりたいのでという問い合わせも増えてきた。
17世紀にイタリアでは一般大衆の飲み物で、
レモネード売りが街を闊歩していた時から3~400年。
明治に日本に入ってきたレモン、デール・カーネギーの言葉がまた浮かぶ。

河合果樹園

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