果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

私の作品と新メニュー開発

2022年09月30日 09時52分57秒 | 日記・エッセイ・コラム

秋の気持ちの良い天候がそろい、入道君は遠くにいってしまった。
赤とんぼは気持ちよさそうに風を切り、
最後のツクツクボウシは鳴き声がゆっくりに聞こえる。
河合果樹園で作っているかわいい柑橘類は、やっと笑顔になってきた。

エムキャンパス1階の大通りに面したところに、
私の作品としてレモンの木、ウチワサボテン、アロエベラ、ローズマリー登場。
レモンの蕾の化粧品でお世話になっているワフィトさんと
プランターでお世話になっている奥三河蒸留所さんの
目の前に置かれたそれらは各店舗の地域愛のメッセージと
商品への関連陳列としても深遠なコンセプトが纏う。
心配なのは日当たりが悪く風が強いこと。
何とか既定路線から逸脱しないレベルで頑張っている屋上農園の農産物ともリンクする。
最悪の環境での植物管理は、食糧不足への対応を模索することにも繋がる。
目に見えない価値をどこまで感じることが出来るか?
地産地消への物と事、そして人へと発展していくことが出来ればと思う。

一昨日、エムキャンパスでの飲食店との新メニュー開発会議の2回目が行われた。
河合果樹園は豊橋駅のすぐ近くの大村屋さんとチームを組むことになっている。
先日、店主のKさんが果樹園を見に来て無農薬レモネーディアの物語を感じていってくれた。
料理を作る過程でその材料の本質を見つける作業は外せないところだが、
産地が遠いとそんなわけにもいかずほぼお店のブランドで勝負することになる。
地産地消の良いところは、お互いに本質を見つけ合う事が出来る点だ。
時代は双方向!ここをないがしろにしてはいけないと私はこんな活動も20年以上。
進む速度は亀さん状態だが、10月27日には新メニューが登場する。
その後エムキャンパスでの期間限定メニューになるという。
またひとつ前進できるだろうか!

河合果樹園

 

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しなやかに生きる!

2022年09月19日 10時10分11秒 | 日記・エッセイ・コラム

台風を待ちながら、仕事の段取りの順番を考える。
何とか直撃はなくそれていくようだが、
降り続く雨には相変わらず頭が痛い。
無農薬レモネーディアの収穫が始まり、
お客様からの質問への答えをメモしてあった秘密のノートから探し出す。
お送りする無農薬レモネーディアの箱の中には、
手作りのリーフレットがはいっている。
そこにキーワードとして踊るヘスペリジンに注目している方が多い。
某所で学んできたことをまとめると、
ヘスペリジンは①抗炎症作用、②抗酸化作用、
③抗ストレス作用、④抗肥満作用があると言う。
河合果樹園のHP、「とくとく情報」には
もう少しわかりやすくかいてあるので参考にしてください。
http://kawaikajuen.jp/sub4.html

それと河合果樹園マル秘資料(以前発表のあったもの)で他の成分との相乗効果は
※ビタミンC+ヘスペリジン・・・血流を改善したり血管を強くするヘスペリジンは
ビタミンCの体内残存時間を2~3倍高め血管や皮膚などに有効に働きます。
※レモンポリフェノール+ヘスペリジン・・・皮に含まれるレモンポリフェノールと
ヘスペリジンを同時にとると、肝臓での解毒酵素の働きを高めます。
基本、食はこういった食べ合わせみたいなものが大切だと思ってます。

個人的に注目なのは実は③番!、キヌレニンレベルの上昇を抑えることでの作用機構。
そうするとレジリエンス(人が困難や逆境の中にあっても心折れることなく、
状況に合わせて柔軟に生きのびようとする力)がます。
しなやかな強さをもって、私自身も充実した道を進んでいきたいと思う。

河合果樹園

 

 

 

 

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収穫のプロローグと難解な美

2022年09月12日 08時01分10秒 | 日記・エッセイ・コラム

とうとう河合果樹園秋の収穫の幕が切って落とされてしまった。
これから3月までいろいろな柑橘類の収穫と発送に明け暮れることになる。
朝晩の秋らしい天候に深呼吸しながら、
日が昇るのが確実に遅くなっていることを忘れるぐらい、
気持ちは引き締まっていく。
無農薬レモネーディアの収穫と昔懐かしい運動会みかんが旅立つ。
無農薬グリーンレモンは暫しアイドル状態。
6年間防ぎ方が解らなかった病気は、
今までの経験値の逆転発想で何とか乗り越え、
お客様にお送りすることが出来るようになった。
振り返れば日にち薬の連続と経験値否定。
長かったようで、日々の仕事を追っているとまた短く感じる。

昨日はイベントで知り合ったUさんとSさんとニューオーリンズカフェで
仕事以外の話し(PIAZZA)で刻を短く消化した。
お二人とも美意識高く、共通のデザイン狩人である。
美は細部に宿るというように、
全体としての美とはやや難解な美にとりつかれたもの同士。
サイドラインのやや直線的な部分の陰影が、
アグリジェントの神殿の柱のものとオーバーラップする。
日々見慣れているレモンの紡錘形は、バックの曲線美に当てはめてしまう。
趣味的会話が妄想へと発展し仕事への糧となる瞬間である。
美味しいサンドイッチは、後から思い出すハメとなった。

河合果樹園

 

 

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