今日は無農薬レモンの剪定をあわただしく行った。
今年はヤマザクラとソメイヨシノの開花の差があまりなく、
昨年の昆虫の羽化時期がだらだらとしていたのとは違うのかなと思いながら、
岡恒の剪定ばさみが小気味いい音を立てて動く。
この作業中眼力を使うのが、害虫のイセリアカイガラムシを食べる、
天使にも見えるベダリアテントウの幼虫をさがすことである。
簡単に見つけれるようになるまで、石の上に・・・ほどの年数がかかったが、
最近はいるかなという雰囲気だけで見つけることが出来る。
この天使のおかげでイセリアカイガラムシについては安泰になるはずである。
ただ、温室の中にヒラタアブやカマキリを見ないのが気にかかる・・・。
今年も9月下旬までに日本一美しい無農薬レモンに仕上げれるように、
自然の叡智を利用して、天敵達をいいタイミングで投入しなければ。
エンドレスな管理が培う芸術品に思えるのは私だけだろうか。
↓ベダリアテントウの幼虫です。