無農薬レモンの温室の中では通称ハトと呼ばれている
アオバハゴロモが樹液を吸ってレモンの木にダメージを与えている。
漢字で書くと青葉羽衣、何となく色っぽい名前であるが
私にとっては静かに時が過ぎるのを待つしかない害虫だ。
幼虫は綿を纏い、忍者のようにジャンプして身をかわす。
時々身をかわしながら修行の足りない輩は、蜘蛛の巣に捕まり淘汰される。
そんな輩ばかりならいいのだけど・・・。
6月22日(土)、豊橋百儂人の総会の中で、
段戸山三河炭焼き塾での炭焼きを体験してきた。
豊川の源流、山の神気ある水を育む段戸山の空気をおもいっきり吸い込みながら
原木を切ったり、薪割りをしたり、薪を釜に入れたり出したりしました。
炭焼き小屋の周辺の景色に溶け込んで、文字による彩りが至るところにちりばめられていました。
その想いは時を超えて、この段戸山で生き続けて行くのでしょう。
故斎藤和彦さんが人々の心の中とここ炭焼き塾でいまでも呼吸をしているかのように。
そういうことで平成11年の、NHK教育テレビ 「こころの時代」一読してみてください。
http://h-kishi.sakura.ne.jp/kokoro-222.htm
炭焼き研修の後は、段戸山の炭でバーベキュー。
山の水で冷やしたビールと美味しい空気もあいまって
労働の後の食はまことに美味しい。
若き儂人たちはドラム缶風呂にはいって大はしゃぎ。
普段見られない素の儂人もまたいい色をだしていました。
豊橋百儂人伝説の歌詞の
「♪うまくいかないとき、つらいときは
思いっきり泣いて、また笑顔にもどればいい♪」
の笑顔の部分だと感じました。
一流は、一瞬忘れることでつかの間の笑顔を炊きあげるのである。