春の気分とレモンに恋するベーグル

八重桜の桜吹雪が春の微睡みの時流に舞う。
昼食後の暖かい日向は一瞬物憂げになる。
けれど仕事は待ってくれないので仕方なしに、
心のイグニッションを回さなければいけなくなる。
露地みかんの蕾の顔も勢揃いして、早いものは白く見えるようになってきた。
地面にはやさしい春草とたくさんの昆虫たちがいっぱいだ。
草の多さは虫達に取っては楽園で、生物多様性の実験圃場さながら見ていて飽きない。
「農薬の代わりに虫を操る」技術は、虫の楽園生活をのぞき見することで向上する。
天候と昆虫の発生の関係が複雑怪奇なだけに、予想が当たるとおもしろい。
テントウムシの発生が多い年なので、共食いを何度となく見かける。
食を巡っての争いは、命をかけての争いへと発展する。
食を生産する者として、からくりやシステムに心をむしばまれ、
心を同じくする者同士が争うようになるのだけはやめたいと思う。

２３日（土）の「マイスターズクラブ祭り２０１１」アマチュアパン作りコンテストで
豊橋百儂人サポーターでもある環境テクシスの高橋さんが、
初出場で準グランプリの栄冠を勝ち取りました。
当園の無農薬レモンを使った「レモンに恋するベーグル」という題での受賞です。
私も参加したような気分で、とても晴れ晴れでした。
当日は当園もブースを出さして頂き、多くの方とお話しできたのは本当に有意義でした。
ＩＴ食農先導士の育成をしておられる豊橋技術科学大学特任教授：三枝正彦先生のお話を聞いて
私に興味を持ってくださる方が多いのがブースを出すとよく分かります。
いつも陰ながら応援して頂いて、ありがとうございます。当日の様子はこちらへ

河合果樹園　http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/

レモン料理と謎のイタリア人

昨年同様、春先の天候が低温で推移している。
２年続けての不作にならなければいいが・・・、と心配顔になる。
テントウムシ捕獲大作戦はここに来て順調すぎるほどだけれど、
アブラムシの発生適温のため消耗戦の様相になっている。
もう一踏ん張りというところだろうか。

昨日はとうとうプリンターの廃インク吸収パッドがいっぱいになりフリーズ状態に。
予備のインクは大量に買ってあるため、交換修理になりそうである。
しかし修理に２週間かかるので、もう一台買う羽目に。
使用頻度が高いとバックアップ機がいる。とほほ！

さて今日は謎のイタリア人二人が大勢の日本人を伴って、
河合果樹園のレモン料理を味わいに来た。
男性はミラノ出身、女性はシチリア出身、ともにレモンにはとてもうるさい面々だ。
二人ともジャパニーズレモン料理に、初体験で舌鼓を打ち、
日本にも本場に負けないレモンがあることにびっくりしていた。
脇役から主役へと、料理法でレモンの地位が上がっていく。
道しるべを立てたのはどうも河合果樹園らしい。
この謎のイタリア人の正体はまたの機会に！
モルト　ボーノ！

レモナルゾーくんお騒がせと首長のシティープロモーション

作物達にとっては待望の春の雨が降った。
桜吹雪を演出するほどの雨ではなかったので、
まだまだ目に麗しい景色を楽しむことができそうである。
４月３日（日）にＣＢＣラジオ向山スタジオで行われた、開局６０周年感謝還暦！ロングランプロジェクト
「ＣＢＣラジオ向山復活祭！！」の公開生放送で、当園のマスコットキャラクターの
レモナルゾーくんがまたまたしでかしてしまいました。
このレモナルゾーくん、なぜか人の頭に乗りたがります。
その日も恐れ多くも豊橋市の一番お偉い方の頭に・・・・。
佐原○○さん、本当にご迷惑をおかけしました。
その前日にも某放送局のディレクターさんを襲撃したばかりです。
かなり注意をしておいたのですが・・・。m(_ _)m
管理者の私の監督不行届です。
話戻って、公開生放送では食パン星人がＳさんを襲撃、餃子衛門がＫさんを襲撃して、
人間をコントロールしてしまった。
こんな事が日常になりつつある豊橋市はやはりかぶり物の街なのだろう。
たぶん次に彼らが現れるのは、４月２３日(土）豊橋サイエンスコアで開催される、
パンの祭典「マイスターズクラブ祭り２０１１」だと噂されている。
多くのマイスターや参加者を襲撃して、盛り上げてくれるのだろう。
河合果樹園も出展しますのでどうぞよろしくお願いします。
詳しくは→をご確認ください。http://meyster.jp/event/2011/meysters_club_festival2011/index.html

河合果樹園　http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/